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【西武ライオンズ 今日の見どころ】初回の球数が課題の平良海馬 プロ初打席はどんな結果になるか

●リリーフ時代より 球数が増えている平良

【4日◇ベイスターズ‐ライオンズ2回戦(横浜)14:00】
タイガース相手の連勝で掴んだかに思えた浮上へのキッカケを、攻守のミスで手放してしまった。仕切り直しの一戦は、中止になった2日に登板予定だった松本航ではなく、これまでの順番のまま、平良海馬の先発となった。

今シーズンから先発に転向した平良は、ここまで7試合に投げて、最も長く投げたのが7イニング。平均の投球イニングは6回ちょっとにとどまっている。

その要因は球数の多さだ。リリーフ時代は抑えた・打たれたに関わらず、打者ひとりに対して平均4球程度。昨シーズンは打者ひとり当たり平均3.7球だったのが、今シーズンは4.3球に増えている。投球回数で計算すると、1イニングあたり2.5球増えており、6イニング投げたとすると15球プラス。だいたい1イニング分、球数を多く投げていることになる。

平良海馬   年度別投球数

特に立ち上がりに球数がかさむことが多く、初回に20球を超えたケースが7試合中5試合あり、平均21.4球を要している。

平良海馬 イニング別投球数

こうしたところに、先発としての調整やペース配分が、まだ完全に自分のモノにはなっていない印象を受ける。

平良は今回が横浜スタジアム初登板。強打のベイスターズ打線を抑えるだけでも一苦労なのに、マウンドを始めとした、慣れない環境にも対処しなくてはならない。投球数が増えてしまう条件は揃っている。

チームは9連戦がスタートしたばかり。救援陣の負担を軽くするためにも、先発投手にはできるだけ長いイニングを投げてもらいたい。それだけに、平良がどのくらいの球数で初回を切り抜けるのか。気になるところだ。

●初打席を迎える平良 ライオンズ投手久々のヒットなるか

普段は打席に入らないパ・リーグ投手のバッティングは、交流戦の楽しみのひとつ。これまで1軍の公式戦で、平良海馬が打席に立ったことはない。よほどのことがない限り、きょうプロ初打席を迎えるはずだ。

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