見出し画像

【西武ライオンズ 今日の見どころ】交流戦負け知らずの今井達也 ビジターの連敗をストップできるか

●4月27日からビジターゲーム10連敗中 

【28日◇ドラゴンズ‐ライオンズ1回戦(バンテリン)18:00】
20年目の交流戦が開幕。ライオンズは敵地バンテリンドームでの中日ドラゴンズ戦からのスタートになる。先週土曜日(25日)に、連敗を8でストップしたライオンズだが、ビジターゲームに関しては、みずほPayPayドームで行われた4月27日の福岡ソフトバンクホークス戦から、現在10連敗中なのだ。

ビジターゲームでの最長連敗には、1955年8月から9月にかけて大洋ホエールズが記録した20連敗があるのだが、ライオンズでは、西鉄時代の1968年に喫した12連敗が最長になる。

もし、きょう敗れて、ビジター11連敗になると、2007年以来17年ぶり。球団ワースト記録に王手を掛けることになってしまう。

また以前にも紹介したように、4月9日から続く火曜日の連敗も、現在7まで伸びている。

●今井達也 プロ初登板初勝利から交流戦4連勝中

先発の今井達也は、昨年のこの時期は再調整のために登録抹消中。一昨年は右内転筋の張りと左足首捻挫でシーズン初登板が7月だったため、交流戦での登板自体が21年以来3年ぶりになる。

じつは今井はプロ2年目の2018年に、交流戦の東京ヤクルトスワローズ戦でプロ初登板初先発、6回1失点で初勝利をあげて以来、交流戦は4連勝中。負けたことが1度もない。

ドラゴンズ戦も19年、21年の2試合に先発、味方打線の大量援護もあって2勝0敗だ。公式戦でバンテリンドームのマウンドに登るのは、19年以来5年ぶりになる(21年にオープン戦と東京五輪期間中のエキシビションマッチで、バンテリンドームでの登板がある)。

2005年に交流戦がスタートしてから、ライオンズはバンテリンドームで通算11勝9敗1分と、特に苦手にはしていない。

今井、そしてドラゴンズ髙橋宏斗の両先発とも、今年11月に開催される「第3回プレミア12」の日本代表の有力メンバー。若き速球派同士の投げ合いになる。お互いのチームカラーからしても、ロースコアのゲームになることが予想される。

開幕戦から7試合7イニングを投げ続けてきた今井だが、前回登板(21日、福岡ソフトバンクホークス戦)では今季最多の5失点、今季最短の5回で降板と、ピッチングを大きく乱した。

シーズン途中の監督交代を受けての1試合目。ただの143分の1試合ではない。

今井には負け知らずの交流戦で、本来のピッチングを取り戻して、ビジターの連敗をストップ。チームの再出発を勝利に導いてもらいたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?