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【西武ライオンズ 今日の見どころ】初登板スミス 走者を置いてピッチングがカギ

●エンスに続いて初登板初勝利なら 球団3組目

【19日◇ライオンズ‐マリーンズ4回戦(ベルーナドーム)18:00】
新外国籍投手のスミスが来日初登板初先発。すでに今月10日ホークス戦で、エンスが初登板初勝利をあげている。これまでにライオンズで、複数の外国籍投手が同じシーズンに、来日初登板初勝利をあげたのは、2006年のグラマン、ギッセルと、2015年の郭俊麟、ルブランの2組だけ。スミスがエンスに続いて、日本デビュー戦を勝利で飾れば、球団7年ぶり3組目となる。

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スミスは来日してから、イースタンで3試合に先発。0勝2敗、防御率6.92と、数字的にはいまひとつ。3月26日のイーグルス戦で、走者を出しては一発を浴びるを繰り返したように、合計10被安打で10失点。ランナーを置いてからの投球に課題を残した。

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その一方で、13イニングで15奪三振と、奪三振率の高さは特長。直近では、13日にBCリーグ・群馬ダイヤモンドぺガサスとの練習試合で、6回8奪三振無失点の好投をみせ、今回の1軍登板のチャンスをつかんだ。

●マリーンズの足攻には要警戒

現在チームは5カード連続で勝ち越しなし。今回は2連戦だけに、第1戦に敗れると、その時点で勝ち越しがなくなってしまう。マリーンズとは4月1日からの3連戦で3連敗したのだが、ライオンズは3試合で合計7盗塁を許すなど、良いように掻き回された挙句に、6失策、4暴投と、失点につながるミスを連発した。

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現在マリーンズは盗塁数、成功率ともにリーグ断トツトップ。対するライオンズバッテリーは、今シーズン相手の盗塁をほとんど阻止できていない。

来日初登板のスミスだけに、今回もマリーンズが足で揺さぶりをかけてくることが、充分予想される。ランナーを出してからのスミスのピッチングが、今日の試合の大きなカギになりそうだ。

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