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【西武ライオンズ 今日の見どころ】きょうも一桁安打なら 球団56年ぶりの20試合連続に

●5月31日から現在19試合続けて一桁安打

【26日◇ライオンズ-ファイターズ9回戦(県営大宮)18:00】
今シーズン早くも4度目の「1対0勝利」。それもホームゲームでは25年ぶりとなる「スミ1勝利」で、火曜日の連敗を10でストップ。じつに14カードぶりに、カード初戦に勝利した。

ただ、こんな投手陣に“おんぶに抱っこ”の勝利が、そうそう都合よく続くものでもない。打線のほうは相変わらずの状態で、5月31日の読売ジャイアンツ戦から続く一桁安打が、きのう(25日)で19試合へと伸びた。

ライオンズの19試合連続一桁安打は、太平洋時代の1974年に7月5日から8月8日にかけて記録して以来、じつに50年ぶりになる。

もし、きょうの北海道日本ハムファイターズ戦でも、ヒットの数が10本に届かないようだと、西鉄時代の1968年に球団ワーストとなる27試合連続を記録して以来、球団56年ぶり(3度目)の20試合連続一桁安打になってしまう。

また、きょうを含めた、今月の残り4試合が一桁安打だと、1ヶ月の間に二桁安打が1試合もない、かなりレアな記録になってしまう。

●初めての地方球場 屋外球場も初になる武内   

今シーズン2度目にして最後の大宮開催。大宮でファイターズと試合をするのは2017年以来、じつに7年ぶりになる。

新型コロナウィルス感染していた武内夏暉が5月30日以来、およそ1カ月ぶりに先発。ファイターズ相手に投げるのは、イースタンリーグやオープン戦を含めても、まったくの初めてだ。

ここまでデビュー4連勝と、新人離れをした活躍をしている武内だが、さすがに今回はブランク明け。試合勘や体力面などに不安を残す。それと武内がここまで登板してきたのは、7試合すべてドーム球場。地方球場はもとより、屋外球場のマウンドに上がるのも、今回が初めてになる。

もちろん國学院大時代には、神宮球場をはじめ、屋外球場で投げ続けてきたのだし、きょうの復帰に向けた19日イースタンでの調整登板でも、仙台の森林どりスタジアム泉で、東北楽天ゴールデンイーグルス打線を4回65球、無失点に抑えている。

勝てば、7カードぶり、6月初めてのカード勝ち越しとなる一戦。慣れない環境からくる不安を、ただの杞憂に終わらすためにも、打線には早めのバックアップで、武内に余裕のあるピッチングをさせて欲しい。




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