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【西武ライオンズ 今日の見どころ】大記録を達成された次の試合は6勝1敗 與座同一カード2試合連続完封なら球団10年ぶり

●6勝1敗は ジャイアンツと並んで勝率トップ

【19日◇ホークス‐ライオンズ17回戦(PayPayドーム)18:00】
昨シーズンは51年ぶりに1年に2度のノーヒットノーランをやられたかと思ったら、今度は2年続けてノーヒットノーランを許す始末。2年続けてノーヒットノーランをやられたのは、プロ野球史上10度目。ライオンズでは初めてのことになる。

2年連続 ノーヒットノーランをされた球団

NPBでは昨シーズンまで98試合のノーヒットノーランがあったが、やられた側のチームの、次の試合の成績は50勝45敗1分(そのほかシーズン最終戦でノーヒットノーランが達成されたケースが2度)。勝率5割を超えており、それほどショックは尾を引かないようだ。

次の試合もシャットアウト負けを許したことが7試合だったのに対し、逆にシャットアウト勝利でやり返したケースが13試合と倍近くある。

ノーヒットノーランをされたチームの次の試合の平均安打は7.1本で、二桁安打が24度。平均得点が3.1で、二桁得点が6試合あった。

昨シーズン東浜巨、山本由伸にノーヒットノーランされたときにも紹介したが、なかでもライオンズは大記録を達成された次の試合で6勝1敗。昨年は2試合とも勝利している。勝率ではジャイアンツと並び、プロ野球史上同率トップなのだ。

ライオンズ ノーヒットノーランを達成された次の試合
ノーヒットノーランを達成された次の試合 球団別勝敗

しっかりと切り替えて、6.5と開いた3位ホークスとのゲーム差を再び縮めるしかない。

●前回ホークス戦は2安打完封 後輩たちの分も抑えたい與座 

ライオンズの先発は、今月2日のホークス戦で完封勝利したばかりの與座海人。投球数104、2安打無四球と、ほぼ完璧な内容だった。

ホークス相手に投げるのは、そのとき以来となるのだが、もしきょうも與座が点を与えず、同一カード2試合連続の完封勝利となれば、ライオンズでは2013年4月21日、5月6日のファイターズ戦で記録した 十亀剣以来、10年ぶりとなる。

ライオンズ投手 同一カード連続完封勝利

残念ながら母校・沖縄尚学高は慶応高に敗れ、甲子園ベスト8でこの夏を終えることになった。おそらく與座も観ていただろうが、きょうの試合では慶応高OBである柳町達との‘代理対決‘も実現しそうだ。後輩たちの分も、ぜひリベンジして欲しい。

いまや1シーズンに完封勝利を2度すること自体が稀になっているが、2週間後の金・土・日曜日にもホークス戦が組まれており、與座が再び先発することが濃厚だ。

それこそノーヒットノーランをお返しするくらいのピッチングで、ホークスの各打者にハッキリと苦手意識を刻み込んでもらいたい。


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