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【西武ライオンズ 今日の見どころ】山川本拠地1ヶ月半ぶり本塁打で 山本の連続無失点をストップできるか

●山本由伸 ライオンズ戦37イニング連続無失点中

【2日◇ライオンズ‐バファローズ16回戦(ベルーナドーム)18:00】
現在5連勝中、ライオンズとのゲーム差を1にまで縮めてきたバファローズを迎え撃つ8月最初のゲーム。勝負のカギは、山本由伸を攻略できるか。この一点に尽きる。

以前にも紹介したが、ライオンズが山本由伸から得点したのは、昨シーズン8月20日の3回表、岸潤一郎のソロ本塁打したのが最後。前回6月18日の対戦ではノーヒットノーランを許すなど、ライオンズは山本の前に、現在37イニング得点することができていない。

山本由伸 ライオンズ戦 37イニング連続無失点

過去ライオンズを相手に、最も長く無失点を続けたのは、近鉄バファローズの神部年男で38 2/3イニング。

神部は1975年9月14日の太平洋クラブライオンズ戦で先発、2回裏に1失点したものの、そのあと7回途中まで無失点に抑えると、翌76年にはライオンズ戦2試合に投げ、いずれも完封勝利。続く77年には、6月8日のクラウンライターライオンズ戦に救援3番手として登板、3イニングを無失点。6月21日には完封勝利。7月15日の先発した試合で、5回裏に失点するまで、3シーズン6試合に渡って、ライオンズ打線に得点を与えなかったのだ。

神部年男(近鉄バファローズ) ライオンズ戦 38 2/3イニング連続無失点

また、こちらも以前に紹介したが、同一チームを相手にした連続無失点には、1リーグ時代にジャイアンツの中尾輝三が1940年7月15日から42年9月14日までの8試合に渡って、名古屋軍を相手に62イニング続けて抑えたのが最長記録。

2リーグ制以降では、大洋ホエールズの秋山登が1962年から63年にかけて、タイガース戦で44イニング連続無失点を記録している。

山本由伸はきょうの試合で、神部と秋山の記録を更新する可能性がある。

●山川穂高 ベルーナドームでは1ヶ月半ノーアーチ

その山本由伸を、通算打率.083(48打数4安打)18三振と、大の苦手にしているのが山川穂高だ。前述した昨年8月20日の試合の第1打席で二塁打を打ったのを最後に、対山本は13打席ノーヒットが続いている。

そして、山川にはもうひとつ気掛かりなことがある。自身3年ぶりにリーグ30号一番乗りを果たすなど、順調にホームラン数を伸ばしているのだが、なぜか本拠地ベルーナドームでは6月17日を最後に、本塁打が出ていない。ベルーナドーム通算100本塁打に王手を掛けてからおよそ1カ月半、本拠地で「どすこい」を観ることができていないのだ。

山川の一振りで、ベルーナドームで最高潮に盛り上げて、きょうこそ山本由伸攻略を成し遂げてもらいたい。

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