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【西武ライオンズ 今日の見どころ】火曜日&カード頭8連敗中のライオンズ 元山が神宮凱旋

●セ・パ両リーグ最下位チーム同士の対戦

【4日◇スワローズライオンズ1回戦(神宮)18:00】
きょうの試合を前に、東京ヤクルトスワローズが今シーズンここまで、カード頭の火曜日が7戦7敗であることが報じられているが、先週も紹介した  ように、ライオンズのほうも4月9日から現在火曜日は8連敗中だ。

ライオンズが、同一曜日に8連敗したのは、水曜日に8連敗した2016年以来のこと。もし、きょうも敗れると、やはり火曜日に9連敗した05年以来、19年ぶりになってしまう。

またスワローズのほうは、火曜日ではなく、週末のカード頭の金曜日には、曲がりなりにも6勝4敗と勝ち越している。それに対してライオンズの方はと言うと、現在8カード続けて、カードの初戦に敗れている。

ライオンズが、8カード連続でカードの初戦に敗れたのは、2分けを挟んで12連敗した西鉄時代の71年以来、こちらは53年ぶりのことだった。

悲しいかな、セ・パ両リーグの最下位に沈むチーム同士の顔合わせ。お互い苦戦の続く火曜日に、そしてカードの初戦に、どちらが勝利できるかといった趣の試合になる。

●木澤、並木が元山と同期で同学年  山野は大学同級生

おそらく、この対戦を最も心待ちにしていたのは、昨シーズンまで3年間スワローズでプレーしていた元山飛優だろう。先週土曜の読売ジャイアンツ戦で、移籍後初のホームランとプロ野球人生初のサヨナラヒット。絶妙なタイミングでの大活躍で、古巣凱旋の切符を手に入れる格好となった。

現在のスワローズの1軍メンバーでは、セットアッパーの木澤尚文と外野手の並木秀尊が、元山と同じ学年で、20年ドラフトの同期になる。そして、現在はファームにいるサウスポーの山野太一は、東北福祉大から一緒にスワローズ入りした同級生だ。

じつは、先月24日のイースタンの試合で、山野がライオンズ相手に先発していたのだが、このときは元山の出番がなく、初めての同級生対決は持ち越しになっていた。

この試合で山野に勝ち負けはつかなかったが、6回を2失点。現在イースタンでの防御率は1.22だ。この3連戦のどこかで1軍昇格してくるようなことがあれば、より楽しみは募る。

かつてはセ・リーグ6球団のなかで、スワローズは最も分の良い相手だったのだが、このところはライオンズの劣勢が続いている。スワローズが6年ぶりにセ・リーグを制覇した2021年以降、現在3年連続で負け越しており、神宮球場での対戦に限ると4連敗中だ。

元山には慣れ親しんだ神宮で大暴れして、チームを久しぶりの火曜日勝利、カード初戦の勝利に導いてもらいたい。

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