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【西武ライオンズ 今日の見どころ】復帰後 背信投球続く髙橋光成 今季4戦4敗の伊藤にリベンジなるか
●2試合続けて6失点以上したのは キャリア初めて
【10日◇ファイターズ‐ライオンズ23回戦(エスコン)13:00】
投打が噛み合い、ここに来ての4連勝。この3連戦は、結果次第で最下位転落の可能性もあったのだが、6位ファイターズとの差を広げることに成功した。
大逆転でのクライマックス・シリーズ進出も、勝率5割以上でのシーズン終了も、現実的にはかなり厳しいが、かすかな可能性を残すためには、ひたすら大型連勝をしていくしかない。
きょうの先発は髙橋光成。スケジュールからすれば、週明けの3位ホークスとのカードにまわすこともできたはずだが、首脳陣はファイターズ戦に髙橋を、そしてホークス戦には與座海人を投げさせる選択をした。やはり体調不良から復帰して以降のピッチングが、信頼を寄せるだけの内容ではなかったようだ。
復帰初戦が5回7失点、2戦目が5回6失点。じつは今年プロ9年目となる髙橋のキャリアにおいて、6失点以上したケースは、この2試合を含めて14度あるのだが、2試合続けて6失点以上したのは、今回が初めてだった。
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二桁勝利も、平良海馬に先を越された。もし、きょうも背信投球をくり返すようだと、再調整の必要が取り沙汰されるかもしれない。エースの復権が望まれる。
きょうの相手のファイターズは、その8月26日の復帰登板で、手痛い目に遭わされた当事者だ。この試合では清宮幸太郎に2打席連続タイムリー二塁打を浴びるなど、3回表までに8安打を集中された。
そして、このときのファイターズの先発だった伊藤大海の前に、ライオンズ打線は無四球完封を許し、完敗を喫している。
●ライオンズ相手に年間5勝なら 大谷翔平、メンドーサ以来
この日をはじめ、ライオンズは今シーズン、伊藤と4試合対戦して0勝4敗。30イニングで本塁打0、防御率1.20と、圧倒されている。今シーズンライオンズ戦で4勝をあげているピッチャーは、伊藤とマリーンズの小島和哉だけだ。
きょうも勝てば、伊藤は今シーズンライオンズ戦5勝目となるのだが、1シーズンにライオンズ相手に5勝以上するのは、2021年に6勝した宮城大弥、同じく5勝の山本由伸(いずれもバファローズ)以来。ファイターズでは、2015年の大谷翔平とメンドーサ以来、8年ぶりになる。
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チームが4連敗中とあって、おそらく並々ならぬ気迫で、伊藤はマウンドに登るはず。まずは伊藤のペースに呑み込まれないこと。ライオンズとしては、ここで苦手意識ができてしまうと、来シーズン以降の戦いにも影響を及ぼしかねない。
きょうがライオンズにとって、エスコンフィールドでの今シーズン最終戦。あらゆる手を尽くして伊藤大海を攻略、ビジター5連戦を5連勝して、上り調子のまま、火曜日からのホークス3連戦にぶつかっていきたい。
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