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【西武ライオンズ 今日の見どころ】山川 マリーンズ戦 6試合連続本塁打なるか 

●7月20日から マリーンズ戦5試合連続本塁打中 

【23日◇マリーンズ‐ライオンズ20回戦(ZOZOマリン)18:00】
【ライオンズ球団通算5,000勝まで、あと3勝】
パ・リーグ本塁打ランキングでトップを独走する山川穂高は、7月20日のマリーンズ15回戦で石川歩から28号ソロを打ってから、8月7日19回戦で森遼大朗から33号3ランまで、現在マリーンズ戦で5試合続けて本塁打を打っている。

山川穂高  マリーンズ戦 5試合連続本塁打中

同一カードの連続試合本塁打記録は、1989年にタイガースのフィルダーが、大洋ホエールズを相手に達成した8試合。パ・リーグでは、1965年東京オリオンズのパリスが、近鉄バファローズ戦で7試合続けて本塁打したのが最長だ。

同一カード 連続試合本塁打記録

ライオンズでは、これまでに田淵幸一、ブコビッチ、バ-クレオ、カブレラ、中村剛也、そして今回の山川と、6人のホームランバッターが、同一カード5試合連続本塁打をマークしているのだが、まだ6試合続けて打ったバッターはいない。

ライオンズ 同一カード連続試合本塁打

きょうの試合で山川がホームランを打てば、ライオンズでは初めての同一カード6試合連続本塁打なり、もしこの3連戦で3連発したならば、フィルダーのプロ野球記録に並ぶことになる。

●同一カード シーズン最多本塁打は 大豊泰昭の18本

球団別では、山川はここまでマリーンズ戦で7本塁打、イーグルス戦で8本塁打をしている。

山川穂高  対戦球団別本塁打数

同一カードのシーズン最多本塁打は、1994年ドラゴンズの大豊泰昭がカープ戦で記録した18本がプロ野球記録。ライオンズでは、2001年ファイターズ相手にカブレラが15本塁打したのが最多になる。

ただ、大豊とカブレラの記録は、セ・パ交流戦がスタートする前に達成されたもの。交流戦が始まってからは、リーグ内であたる1カードの試合数が減ったため、同じチームを相手に年間二桁本塁打するケースは少なくなっている。

交流戦が始まった2005年以降、同じチームから最も多くの本塁打を打ったのは、2010年タイガースのブラゼルで、横浜ベイスターズ相手に1年間で14本塁打している。

ホームランこそ最近6試合出ていない山川だが、現在5試合連続安打中で、貴重なタイムリーも打っている。けっして打撃の状態が悪いわけではない。

きょうのマリーンズ先発・石川歩とは今シーズン9打数2安打で、その2本のヒットがいずれもホームランだ。

きょうを含めて、今シーズンのマリーンズ戦は残り6試合。イーグルス戦は残り5試合。山川はどこまで「お得意様」のチーム相手の、ホームランの数を伸ばすことができるのか。

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