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【西武ライオンズ 今日の見どころ】光成vs上沢 7度目の投げ合い 野村には要警戒

●上沢との先発対決は 2勝4敗

【15日◇ファイターズ‐ライオンズ2回戦(エスコンフィールド)14:00】
両チームの先発は、髙橋光成と上沢直之。これまで通算132試合に先発している髙橋光成が、最も多く投げ合ってきた相手投手は、石川歩(マリーンズ)と山本由伸(バファローズ)で8試合。このふたりに次ぐ6試合を、先発で対戦してきたのが、上沢直之だ。

髙橋光成 先発対決回数(5回以上)

両者の投げ合いは2020年に、上沢の3連勝でスタート。この年、4度目の対決にして、ようやく髙橋が投げ勝った。昨シーズンの対戦成績は1勝1敗のイーブン。通算では、髙橋が2勝4敗と負け越している。

髙橋光成 対 上沢直之 先発対決

さすがエース同士の直接対決と言うべきか。過去6試合すべて、必ず両投手に勝ち・負けが付いている。今回も互いに決着がつくまで、先にマウンドは降りない。そんなプライドのぶつかり合いが観られそうだ。

●昨シーズン 12球団で最も苦手にした野村佑希

髙橋にとって、警戒すべき相手が野村佑希だ。というのも、昨シーズンの対戦成績が12打数8安打で、被打率.667。髙橋が12球団のなかで、最もよく打たれたバッターが野村なのだ。

22シーズン 髙橋光成 被安打ランキング(4本以上)

野村自体も前日(14日)の試合で、ファイターズのエスコンフィールド1号本塁打を放つなど、現在4試合連続安打中と、状態も上がっている。

また、清宮幸太郎にも、昨シーズン10打数4安打と打ち込まれていた。こちらも14日にタイムリーを打っており、ファイターズ自慢の若手クリーンナップを抑えることが、勝利のカギとなりそうだ。

バージョンアップした今年の髙橋ならば、相手に「去年と同じようにはいかない」と思わせるくらいの、ピッチングが可能なはずだ。ライオンズのエスコンフィールド初勝利と連敗阻止が、その右腕に懸かっている。


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