見出し画像

【西武ライオンズ 今日の見どころ】シーズン2度の3試合連続完封負けなら球団初 対唐川通算4本塁打の栗山に期待

●すでに17度のシャットアウト負け  球団最多は19度

【28日◇マリーンズ-ライオンズ16回戦(ZOZOマリン)18:00】
きのう(27日)はイニングの先頭打者を4度出塁させながら、盗塁失敗や併殺打で、ほとんど得点のにおいを感じさせずにシャットアウト負け。

まだシーズン29試合を残すなか、昨シーズンと並ぶ、17度目のシャットアウト負けとなった。

過去ライオンズで、最もシャットアウト負けが多かったのが、1964年の19度。今年の打力を考えれば、球団ワースト記録を60年ぶりに更新する可能性が充分だ。

また、25日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦に続く、2試合連続のシャットアウト負け。ライオンズの連続シャットアウト負けは、3試合が過去最長なのだが、すでに今年6月に、球団15年ぶりとなる3試合連続完封負けを喫したばかり。

もし、きょうも1点も獲れずに敗れて、シーズン2度の3試合連続完封負けとなると、球団史上初めてのことになる。

●通算127本塁打の栗山 唐川から最多の4本塁打

マリーンズの先発は、プロ17年目の唐川侑己。今シーズン初登板となった4月16日には、ライオンズ打線を相手に5回まで打者15人パーフェクトピッチング。結局6回を長谷川信哉のシングルヒット1本、無失点に抑え込んでいる。

この唐川がルーキーだった08年から、これまでに通算91打席に渡って対戦してきたのが、プロ23年目の栗山巧だ。対戦成績も80打数25安打、打率.313と得意にしており、何より通算127本塁打している栗山が、最も多い4本塁打をしている相手投手が、この唐川なのだ。

反対に、通算105本の被本塁打がある唐川が、最も多くホームランを打たれているバッターが、栗山、そして中村剛也、中田翔(中日ドラゴンズ)の3人になる。

今シーズンはまだ栗山に本塁打は出ていないが、打てば05年から20年連続の本塁打となる。これは伊東勤と並んで、ライオンズの球団歴代2位タイの連続シーズン本塁打となる(球団記録は、中村剛也の21年連続)。

7月16日を最後にスタメンから遠ざかり、感染症特例での登録抹消から復帰して以降、まだ5打席ヒットのない栗山だが、得意の唐川を相手に、その一振りで、2試合連続無得点に終わっている打線のカンフル剤になってもらいたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?