【西武ライオンズ 今日の見どころ】京セラの山岡を 攻略できるか

●山岡は京セラで19試合負けなし 9連勝中

【1日◇バファローズ‐ライオンズ9回戦（京セラドーム大阪）13:00】
せっかく勝率5割に戻したにも関わらず、そこから2連敗。今日の勝敗によって、借金が1になるか、3になるか。大きな違いだ。

同一カード3連敗は許されないのだが、今日のバファローズ先発の山岡泰輔が、京セラドームで最後に負けたのが、2019年5月31日のファイターズ戦。その後19試合負けなしで、現在9連勝中。この間ライオンズも、2勝を献上している。簡単に打ち崩すことはできないだろう。

現在、山岡の通算成績は37勝37敗のイーブンだが、京セラドームでは15勝8敗と大きく勝ち越している。ライオンズ戦に限っては、防御率は京セラドームとベルーナドームとで、ほとんど差がないのに、勝敗は逆の数字が出ている。

2週間前、4月16日の対戦でも、ライオンズは山岡がマウンドにいた6イニングのうち、5イニングで得点圏にランナーを進めながら、結局得点はできなかった。こういうのを相性と呼ぶのだろうか。

現在バファローズ相手に4連敗中。いずれの試合もライオンズは何度もチャンスをつくりながら、ことごとく点が取れずに、接戦を落としている。拙攻だけでなく、守りのミスも散見。バファローズ戦では自責点にならない失点が、8試合で8点もある。

昨シーズン8勝15敗2分と大きく負け越し、バファローズ26年ぶりのリーグ優勝をアシスト。そして、自分たちは42年ぶりの最下位に沈んだ屈辱を、いま一度思い出してもらいたい。