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【西武ライオンズ 今日の見どころ】ホームゲーム 最低勝率&最多敗戦更新の可能性 松本航はベルーナで1年ぶり勝利なるか

●ホーム残り4試合 1勝3敗だと所沢移転後の最低勝率に

【19日◇ライオンズ‐ファイターズ24回戦(ベルーナ)18:00】
チーム3年ぶりの「スミ1」勝利まで、あとアウトひとつまで迫りながらの逆転負け。シーズンが残り13試合で借金13。あと1敗した時点で、2023シーズンの負け越しが確定する。

本拠地ベルーナドームでの試合は、あと4つ。ホームゲーム(沖縄、大宮での主催試合を含む)の成績は、29勝37敗1分の勝率.439と、こちらはすでに負け越しが確定してしまっている。

パ・リーグ ホームゲーム勝率
ライオンズ  ホームゲーム勝率5割未満シーズン (所沢に移転した1979年以降)

ライオンズが所沢に本拠地を移転して以降、ホームゲームの勝利が5割未満だったことは、過去5度しかなかった。これまで最も勝率の低かったのが、所沢移転1年目だった1979年の.433。もし、残り4試合を1勝3敗以下で終えるようだと、このホーム最低勝率を下回ることになってしまう。

さらに所沢移転後のホーム最多敗戦が2014年の38敗。あと2敗した時点で、こちらも更新することになる。不名誉な記録のダブル更新を避けるには、残り4試合のホームゲームを勝ち越して終わるしかない。

●松本航  昨年9月からベルーナドーム4連敗中

ただ、きょう先発の松本航は今シーズン、ベルーナドームで5試合に登板して、0勝3敗と勝利がない。昨シーズン9月17日のイーグルス戦から現在4連敗中なのだ。

通算ではベルーナドームで14勝14敗。プロ1年目はデビュー3連勝と負け知らずと、得意にしていたはずの本拠地球場で、1年以上勝利から遠ざかっている。

松本航 年度別ベルーナドーム成績
松本航 ベルーナドーム4連敗中

また、昨シーズンまでに球団別で最多の9勝をあげていて、こちらも得意にしていたファイターズ戦も、今シーズンは0勝2敗。

5月4日の対戦では、7回まで万波中世のソロ本塁打による1失点に抑えながら、打線の援護なく敗れているので、巡り合わせももあるのだが、節目のファイターズ戦10勝目を前に足踏みが続いている。

現在、ホームラン王を争っている万波に加え、松本が警戒したいのが野村佑希だ。通算で33打数13安打の打率.394、2本塁打、7打点と打たれており、今シーズンも4月4日の対戦で、先制3ランを許している。

松本航 対 野村佑希 対戦成績

残りのスケジュールからすると、松本にとって、きょうがベルーナドームでの、今シーズン最終登板になる可能性が高い。来シーズンまで悪い流れを持ち越すことのないよう、ここできっちりと連敗を止めておきたい。

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