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【西武ライオンズ 今日の見どころ】與座22イニング無失点中のファイターズ戦 勝てば このカード6年ぶりの7連勝

●ファイターズ戦 0勝0敗だが 防御率0.00の與座

【10日◇ファイターズ‐ライオンズ17回戦(エスコン)18:00】
隅田知一郎が自身最多となる132球の熱投で、プロ2年目で初めての完封勝利。これで8月の7試合で、早くも3試合目のシャットアウト勝ちとなった。この猛暑のなか、投手陣の頑張りには、頭が下がるばかりだ。

シーズン全体では、シャットアウト勝ちが15試合。パ・リーグ首位独走中のバファローズの14試合を上回り、12球団最多となっている。

きょう先発の與座海人も2日のホークス戦で、自身2度目となる完封勝利をあげたばかり。ファイターズ戦に関しても、今シーズン2試合に登板して勝利こそないものの、いずれも7回無失点に抑えて、防御率0.00。

さかのぼると、昨年の7月18日の3回裏から、ファイターズには22イニング連続無失点と、ほぼ完全に封じ込めている。

與座海人  ファイターズ戦 22イニング連続無失点

この22イニングの間、14本のヒットを打たれているのだが、許した長打は1本だけ(昨年9月11日、谷内亮太の二塁打)。細心の注意を払ったピッチングを続けている。

ひとつ気掛かりなのは、エスコンフィールド北海道では初登板となること。マウンドの硬さや形状に、うまく順応できるだろうか。

ただ、同じアンダースローのファイターズ鈴木健矢が、エスコンフィールドで4試合投げて4勝0敗、24イニング無失点と、完璧なピッチングをしている。少なくともアンダースローの投手が、投げにくさを感じるマウンドではなさそうだ。

●與座の沖縄での快投から ファイターズ相手の連勝がスタート

この與座が地元沖縄で快投をみせた6月28日の対戦から、ファイターズ戦は現在6連勝中。もし、きょうも勝って7連勝となると、2017年5月23から日7月23日に 8連勝して以来、6年ぶりとなる。

今シーズン ファイターズ戦6連勝中
2017年 ファイターズ戦 8連勝

ファイターズは、今シーズン1軍初登板となる根本悠楓が先発する。昨シーズンはライオンズ相手に2度先発して、1勝0敗、防御率1.80と好投した。

今シーズンイースタンでの対戦は、4月8日の1度だけ。先発4回を投げて、古市尊のタイムリーと岸潤一郎のソロで2失点。勝ち負けはついていない。

ライオンズ打線としては、きのう(9日)のマーベル同様、初対戦に近い感覚だろう。序盤は多少戸惑うかもしれないが、慌てずにじっくりと攻略していきたい。

移動日なしでのビジター6連戦。今シーズン4度目となる同一カード3連戦3連勝でスタートして、気分よく千葉へと乗り込みたい。

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