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【西武ライオンズ 今日の見どころ】過去1度しか勝てていない 連敗をストップしたあとの次の試合

●6月25~29日に3連勝したのを最後に 連勝なし

【4日◇ライオンズ-イーグルス18回戦(ベルーナ)17:00】
きのう(3日)は久しぶりに打線がつながり、連敗を5で止めたライオンズ。

すでに今シーズン5連敗以上の大型連敗を5度してきたが、いったん連敗を止めたあと、その次の試合に再び敗れたケースが4度。連敗を止めた次の試合でも勝利したのは、松井稼頭央監督最後の采配となった5月28、29日の1度しかない。

4月には7連敗を止めた直後に4連敗、6月には8連敗を止めたと思ったら、すぐさま5連敗をしたことがある。これでは借金が増えていく一方なのも当然だ。

じつは、チームの連勝自体、6月25~29日に1引き分けを挟んでの3連勝をしたのが最後。きょう勝てば、1ヶ月以上ぶりの連勝となり、4カードぶり、オールスター明け初の3連戦勝ち越しとなる。

●パ全球団相手にシーズン負け越しは過去3度

また、きのうの勝利で、6月30日から続いていた東北楽天ゴールデンイーグルス相手の連敗も5でストップした。それでもまだ8勝9敗と、ひとつ負け越している。

早々と福岡ソフトバンクホークス、千葉ロッテマリーンズ相手のシーズン負け越しが決定。現在、対戦成績で勝ち越しているのは、オリックスバファローズ(8勝7敗)だけだ。

これまでにライオンズがパ・リーグ全球団に負け越しでシーズンを終えたのは、70、71、72年の3度。いずれも西鉄時代末期の「暗黒時代」に喫したものだ。もし今シーズン、パ5球団すべてに負け越すようだと、52年ぶりの屈辱となってしまう。

まずはきょう勝利して、イーグルスとの対戦成績を五分に戻しておきたい。

●プロ初先発の津留崎 イースタンでは15イニングを1失点

イーグルスの先発は津留崎大成。プロ5年目での初先発になる。イースタンでは、6月から先発調整を続けて、3試合計15イニングを投げて1失点。安定したピッチングで、きょうの機会をつかんだ。

過去ライオンズはルーキー時代の津留崎にプロ初黒星をつけたのだが、翌2021年以降、対戦回数は少ないものの、無得点に抑えられてきた。

ライオンズの先発も、前回登板で2回途中6失点と炎上した菅井信也なので、展開の読みにくい試合になるが、ライオンズ打線には、きのうのようなつながりある攻撃を、単発で終わらないでもらいたい。

なお、ライオンズはきょう勝つと、ようやく今シーズン30勝に到達する。

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