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【西武ライオンズ 今日の見どころ】佐藤隼輔 目標とする早川と 初の投げ合い

●佐藤は高校時代から 早川を目標に

【14日◇ライオンズ‐イーグルス7回戦(ベルーナドーム)14:00】
ルーキー佐藤隼輔が中10日空けての先発登板。同じ左腕のイーグルス早川隆久との、初めての投げ合いになる。

じつは仙台高時代から佐藤は、早川のことを「あんな投手になりたいと思った。惚れてファンになった」(スポーツニッポン 2021年1月11日付)と公言。ドラフトの指名会見の際にも、目標とする選手として早川の名前をあげるほど、佐藤にとって特別な存在なのだ。

●大学侍ジャパンでは チームメイトに

2019年、筑波大の佐藤、早稲田大の早川はそろって、日米大学野球に出場する大学日本代表に選出されて、同じチームの一員として戦ったこともある。

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このときの大学侍ジャパンには、現在プロ入りしているメンバーがズラリと並んでいるのだが、2年生だった佐藤は大会全5試合に救援登板。第2、第4戦では、早川が先発したあと、佐藤がリリーフとして、同じマウンドに登ったこともある。

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●第1ストライクと左打者が、佐藤の課題

現状、佐藤と早川の違いで顕著なのが、初球の入りだ。今シーズン早川がカウント0‐0からは、わずか1安打しか打たれていないのに対して、佐藤は14打数5安打と被打率が3割を超えている。佐藤に関しては、カウント1‐0からも10打数4安打と打たれており、いわゆるカウント球、ファーストストライクを取りにいったところを、痛打されているケースが多い。

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また、佐藤は左打者相手の被打率が3割を超えており、西川遥輝、島内宏明、茂木栄五郎、辰己涼介、鈴木大地…と、左の強打者が顔を揃えるイーグルス打線を相手に、不用意にファーストストライクを取りにいくのは禁物だ。

ぜひ佐藤には、目標とする早川との直接対決に投げ勝って、自身の成長を実感して欲しい。 


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