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【西武ライオンズ 今日の見どころ】外崎修汰 1000試合出場の節目の一戦 青山美夏人は昨季ファイターズ戦無失点

●プロ10年目の外崎 きょう1000試合出場へ 

【10日◇ライオンズ-ファイターズ11回戦(ベルーナ)18:00】
今年がプロ10年目、外崎修汰の出場試合数が999となり、きょうの北海道日本ハムファイターズ戦で、NPB史上人532目の1,000試合出場を達成することが濃厚だ。

富士大から2014年ドラフト3位でライオンズ入り。プロ1年目の7月8日、オリックスバファローズ戦の6回裏に、中村剛也の代走で初出場。この試合の8回裏には初打席が巡ってきて、佐藤達也からライト前にプロ初安打も放っている。

今シーズンはここまで61試合に出場。4月に背中の張りで1試合欠場、交流戦の東京ヤクルトスワローズ戦で左太もも裏を傷めておよそ3週間登録抹消。そして先週末の千葉ロッテマリーンズ戦で、右ヒザ付近に受けた死球の影響で1試合に欠場と、ここまで外崎不在だったケースが16試合あるのだが、そのときチームは2勝14敗。ただでさえ良くない勝率が、さらに輪を掛けて悪化する。

また外崎がノーヒットに終わった23試合のチームの平均得点が2.22なのに対して、ヒットを打った試合では、1試合平均2.73点と、0.5得点以上の差が生じている。その存在の大きさが、あらためて浮き彫りとなる。

きょうのファイターズ先発の金村尚真は、やはり富士大の出身だ。節目の試合で、後輩からの勝利に直結する一打を期待したい。

●青山 ファイターズ戦は昨季6試合に投げて無失点

ライオンズは青山美夏人が今シーズン3度目の先発。プロ1年目の昨シーズンはほとんどがリリーフ登板だったなか、セーブ、ホールドはマークしたものの勝利はなく、あらためてプロ初勝利を目指してのマウンドになる。

ファイターズ相手に先発するのは、きょうが初めてだが、昨シーズンは6試合(5 2/3イニング)に投げて無失点。まだ青山はファイターズ戦で1点も獲られていない。

前回の1軍登板だった6月14日の横浜DeNAベイスターズ戦のあとも、イースタンでは2試合続けて、先発で好投をしており「今度こそは」の期待が懸かる。

5月に亜細亜大の1年先輩、松本健吾(スワローズ)、6月には横浜隼人高の1年後輩、佐藤一磨(バファローズ)が、それぞれプロ初勝利をあげており、刺激には事欠かない。金村尚真は、同じ大卒2年目の同学年だ。そちらの意識もあるだろう。

これから夏場には、6連戦のスケジュールが増えてくる。髙橋光成、平良海馬が1軍にいないなか、先発ローテーションに入る投手があと1枚、どうしても必要になってくる。

チームはついに借金30も見えてきた。青山には連敗を止めるピッチングで、ローテ入りに名乗りをあげてもらいたい。

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