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【楽しく始めるFUSION360基本とコツ-講座解説】

4-1 回転を使ったモデリング (鉛筆)

水平垂直の拘束

ポリゴンの角度を修正するときに水平垂直の拘束を使いました。
手動で真っ直ぐにしようとします。
先ず現状の傾きを測定します。
目指す角度との差を計算します。
移動の回転で回転します。
計測で確認します。
これだけの事を水平拘束を使えばワンクリックですみます。
しかもサイズや位置を変更しても角度は変わりません。

押出し-範囲のタイプ-オブジェクト

これも、修正を見越したモデリングです。
押し出しを距離ではなくてこの面までと指定します。
利用した面の位置が変われば、追従して長さも変わる。
数値入力の手間も省けますし、修正の手助けにもなります。

反対に、追従させたくない時は距離で指定したり、平面もモデルの面を利用しないで個別に平面を構築したりもあります。

回転の切り取り

押し出しと回転の違いはいろいろありますが、回転は立体化する時一周回すのか半周回すのかくらいの設定です。
その分、プロファイルに多くの情報を詰め込めます。
複雑な回転体の場合、押し出しでもできなくはないですが、楽にモデリングできることがあります。
もちろん押し出しもそうですが、回転でも形状を切りとることができます。


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