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mu-gi web vol.3 「本当の時間」

ご無沙汰しています。こんなに社会、世界の情報が飛び交う速さと悲惨と焦りの中ですが、書くしかないこともあって、書くことができてよかったと思う日々。書くことは希望を持って明日を向かえる儀式のようなもの 詩作も日々溜まった色んなものが絵の具のように調合されて自分にとっては紙面にアウトプットされるような日記的なものです。

今朝ゴミ捨てに行ったら 朝日が左前方の道からフワーと差してきてああ、熱ってこう言う見た目なんだ。当たり前のことをしみじみ思いました。朝日がどんどん染めていく住宅地 朝の音 人の横顔を貫いて血液を照らす光は必ずやってくるものなんだと ぼんやり思いながら、最近の低気圧の不調のせいか文学フリマの用意も滞り気味ながら作業を少し進めてみる。ゴールデンウィークという割に金色の何かが飛び交うのかと思いきや、ニュースは新型ウイルスの情報と感染者数の飛交い。これでは不安にもなるし気持ちも外へ出てみたくてもという感じだけれどさすが新緑の魅力にはかなわないのか人出が多い。

どこまで続くかわからない状況下 もしイベント規制も出てしまったら文フリも見送りかななんて思いながらも、朝を見ていました。

朝を見るというか、光の移行は本当に早くて日が昇るにつれて死が生に変わるというのか、思いすぎか。ただ何気ないことに目を留めることが多くなり静かに時を待つのみかもしれませんが、必ず朝はやってきて残酷なほどにも思えるそれが本来の数字ではない時間なんだなと思うこの頃です。

皆様もどうか外出には気をつけて 記事をまた楽しみにしてノートもなんだかリニューアルしたみたいで見やすくなったなあなんて。ちょっと元気に憂鬱に過ごしていこうと思います。髪が伸びていくな。この、伸びることもシワができること皮膚の衰えも これが、生々しい時間。これをコロナ渦でしげしげと感じた別の、個人的な本当の時間をこれからも味わっていこうと思いました。ではでは。からだに気をつけて新緑の季節を歩きたいものですね。では、改善した社会環境を祈って。またイベントなど皆様に会えますように。



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