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ほんのちょっとした工夫で劇的に変わった収入のこと

フリーランスになって半年くらい経ったころ、あることを習慣に加えただけで、お金の流れが劇的に変わった経験をしました。

今思えば、当たり前に最初からやっておけば良かった、いや個人でお仕事をしている人はみんなやってて当たり前のことなのかもしれないけれど、私はそれを始めたのがかなり遅かったように思います。

これは通訳・翻訳者だけでなくフリーランス1年目なら誰でもあり得ることかもしれませんので、個人事業をされている皆さんの参考になれば幸いです。

売上の記録方法を少しだけ変えたら、収入が劇的に変わった

恥ずかしながら、民間企業で勤務した経験のない私は、経理や会計など、どうやって売上や経費を管理すれば良いかあまりよくわかっていなかったので
した。

毎月の請求書や振込履歴、または給与明細をベースに、月ごとに売上や経費を管理していました。

そして、『今月はまあまあだったな』『今月はこれしか稼げなかったけど歳月こそは・・・』と月ごとにまとまった売上記録を見て一喜一憂していました。

当時の収入といえば、クラウドソーシングと通訳エージェントから依頼されるわずかな仕事、そしてアルバイト代と、全て合わせても15万円くらい、20万円を超えればガッツポーズ!という程度のものでした。

当時は家賃7万円の家で一人暮らしをしていましたが、その収入からは決して贅沢できない、貯金に回せたら文句なしという状態でした。

仕事が毎日あるわけでもなく、ただ、クラウドソーシングなどはやろうと思えばできる、でもそんなにたくさん仕事があるわけでもない、という、やることがあるようなないような、アルバイトを掛け持ちしてなんとか暮らしている、フリーランスかフリーターか自分でもわからないような日々でした。


そしてふと、思ったのです。

私の毎日に、生産性はあるのか?
日々どれだけ成果を得ているのか?


そう考えると、不安にもなるし、この日々に何か意味があるのか、少しでも何かの意味を見出したいと考えるようになりました。


そこで思いつきで始めたのが、日別売上表の記録です。
(やって当たり前だよ、と思われた方、スミマセン(。-人-。) )


その翌日から、私は毎日どれだけ売上げたのか、正確な数字でなくとも、ある程度の指標になると考え記録を始めました。


今日はA社に1本納品したから●●円、今日はB社の仕事をした後にアルバイト行って、何時間働いたから●●円・・・という具合に、大まかにその日の売上を記録するのです。

記録はエクセルでもなんでもいいんですけどね!


そして大事なことが、目標金額を設定すること。
その時の自分にとってはできるだけ高めかつ実現の範囲で目標金額を設定します。

すると、毎日記録しているうちにどれだけ自分が日々仕事に取り組んでいるか、目標まであとどれだけ仕事をする必要があるのか、月にどれぐらい稼働しているのかなどを可視化することができます。

つまり、意識が変わります。

意識が変わると、自然と行動が変わってきます。
そして、不思議と仕事もその意識に合わせて舞い込んでくるのです。自分が仕事を取りに行っている、と言ってもいいかもしれません。

実際、私は日々の売上記録を始めて、2か月で最初の目標金額を達成しました。(確か最初は30万円が目標金額だったと思います。)

フリーランス1年目で、月に30万円稼げた時は本当に嬉しかったです。前職の月給手取り額に近づいた、それだけでフリーでも生きていけるじゃん!よし!このまま行ける!とガッツポーズをしてビールを飲む、みたいな(笑)

この習慣は今でも続けていて、(いや何度も言いますけど多分当たり前にやるべきことだった)

少しずつ目標金額を上げていき、ついにはフリーランスの夢(?)の月収100万円を達成することができました。

タネも仕掛けもなく、身体と脳みそで得た成果です。

おそらく、家計簿で収入と支出を管理して、家計費をやりくりする感覚と似ていると思います。


そう考えると、とても基本的なことですよね。

でも、ほんの些細な工夫、習慣を変えることで、意識が変わり、自然と行動や仕事の流れが変わってくる、ということを、是非皆さんにも知っていただきたい、特にフリーランス1年目の方には実践していただけると良いかな、と思います。



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