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SM小説「路上の恋文」

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ある夜、麻美(27歳)は家の近くで封筒を拾った。この出来事をきっかけに麻美はSMの世界に足を踏み入れることとなってしまう。麻美はどこまで堕ちていってしまうのか・・・ 【注意】性…
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#官能小説

SM小説「路上の恋文」登場人物紹介

ようやく一部完結・・・まずは、読んで頂いた皆様に感謝いたします。拙い文章にも関わらず、あ…

雷音
1年前
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SM小説「路上の恋文」⑰卒業【完結】

蒼い手紙 あれから13日が経った。 奴隷卒業試験の前日に敦司の家のポストに一通の手紙が届…

雷音
10か月前
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SM小説「路上の恋文」⑯帰路

優しい人 また、穏やかな日常に戻っている。あれから、麻美は晃子にどう接すればいいか分か…

雷音
10か月前
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SM小説「路上の恋文」⑮深層

知らない親友 「晃子!何してるの?!」 晃子は少しも戸惑った様子はなく、裸にハイヒール…

雷音
11か月前
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SM小説「路上の恋文」⑬狂喜

旧友からの誘い 晃子との約束のランチの日がやってきた。麻美にとっては土日両方に予定が入っ…

雷音
1年前
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SM小説「路上の恋文」⑫受容

待ち人 約束の土曜日がやってきた。調教の始まりだ。 麻美にとって心の底では待ちに待った…

雷音
1年前
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SM小説「路上の恋文」⑪罪と罰

優しい罰 「一昨日、僕が最初に電話したのが13時。そして、最終的にお前が電話に出たのが18時。5時間差だから、まぁ1時間あたり10発にしておいてあげるよ。罰は四つん這いのまま一本鞭50発な。」 麻美は怯えた。一本鞭の痛さを一度味わっているからだ。50発も受ける自信がなかった。 「お願いです。50発も無理なので許してください。なんでもしますからお願いします・・・」 「お前は罰が決まればそれを甘んじて受ける他ないんだよ。つべこべ言わずにしっかりと50発受けろ。」 そう言

SM小説「路上の恋文」⑩再訪

見え透いた嘘 水曜日、いつも通りの朝がやってきて、麻美はいつも通りの仕事をこなしている。…

雷音
1年前
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SM小説「路上の恋文」⑨定常

くだらない日常 月曜日がやってきた・・・ 麻美はいつもの時間に起きて出社の支度をする。麻…

雷音
1年前
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SM小説「路上の恋文」⑥尋問

正しい土下座 翌朝、敦司がまた革靴を鳴らしてやってきた。 カツ、カツ、カツ・・・ガチャッ…

雷音
1年前
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SM小説「路上の恋文」⑤陥落

厳しい鞭打ち カッ、カッ、カッ 革靴の乾いた音が部屋に近づいてきた。麻美は気を失ったまま…

雷音
1年前
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SM小説「路上の恋文」④本性

暗い部屋 コンクリートの打ちっ放しで窓は一つもなく、ドアが一つだけ。ドア横の照明が仄かに…

雷音
1年前
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SM小説「路上の恋文」③応接

冷たい雨の降る土曜日 翌朝は小雨が降っていた。机の上の手紙をこっそりと封筒に戻して、セ…

雷音
1年前
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SM小説「路上の恋文」②回想

初めての男性との不倫 開発一課・開発リーダの隼人は自らの能力が高いだけでなく、人望もあり仕事ができる男だった。麻美は入社してから彼の指導を受ける中で仕事を覚えていった。後輩にも分け隔てなく接し、困ったことを率先して解決してくれる隼人を麻美は尊敬するようになっていった。 開発業務ということでお互いに遅くまで残業をすることが多かった。最初は隼人から残業の労いとして、途中からは麻美からの仕事の相談として、家に帰る途中にバーで酒を飲みながら仕事の話をする機会が増えた。やがて話の