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レビュー『航空機投資完全ガイド』

分散投資の選択肢に航空機投資は必須!?

元々、船舶投資を知ったことで、その投資の仕組みを解き明かすことを目的にこの本を手に取りました。

航空機と船舶の投資の仕組みは非常によく似ており、簡易的な全体像を知る上では、非常に役立つ本と言えるでしょう。

※ちなみに、この本を読み終えた後、シップファイナンスの本を見つけたので、購入しました。そのレビューはのちのち。

3 / 5 ⭐️⭐️⭐️☆☆

ターゲット

航空機投資は比較的大口な金額が必要になるため、30〜50代の年収1000万円ほどを持っているような方でないと難しいのかもしれません。
また、航空機の知識も必須になってくるため、知識に精通している銀行を見つけるか、投資会社を見つけることが重要になりそうです。

「概要を知る」という目的においては、非常にわかりやすかったと思います。

本の中身(ネタバレ含む)

冒頭でも話したように、投資を株式や外貨のみに全振りしていてはリスクヘッジとは言い難いです。
複数の投資の中で例えば、ビットコインなどもありますが、それらも中々奥が深いもの。

それよりもより身近で昔からある「船舶」や「航空機」というのは堅実な投資の選択肢なのかもしれません。

航空機投資の概要はこうです。
例えばANAが、「飛行機欲しい!」となったとします。
でも、飛行機買う(借りる)ための資金が足りない…
そうなった時に、投資家や銀行からお金を借り、購入(リース)資金に充てます。
その後その飛行機を飛ばした売上の中から、元本返済及び利息の支払いを行なっていくといった具合です。

とはいうものの、航空機のリースは通常O年というような縛りがあるため、O年の間、運用利益を獲得できるような仕組みになっているという訳です。

というのが簡易的な説明になります。

本の中では、飛行機の種類やもっと詳しいファイナンスの仕組みを図なども用いつつ、説明してくれています。

まずはこのような本を読み、概要をつかんだ上で、銀行などに相談してみると良いのかもしれません。

もし、興味がある方はお試しいただければ幸いです。

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