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願いは抽象化した方が叶う


こんばんは。前回はエゴについてのお話でした。

さて。このエゴ、どうしてあるのか、何のためにこんな機能があるかといいますと、「あなたを守るため」です。
あなたを危険から守るために「不安にさせる」
あなたを傷つけない為に「怒らせる」
あなたを安全な場所にいさせるために「不快にさせる」
そんな、防衛機能なんです。

潜在意識界隈にいるとよく、「不安は捨てる」「不安にならない」「不安は見ないで現実を無視」という言葉が出てくるのですが、私としてはこれはお勧めしておらず、「不安こそ見て、自分の宝だと思って欲しい」と考えています。

なぜなのか。
それは、以前お伝えした通り、ネガティブな気持ちこそ願望実現に歯止めをかけているからです。
つまり、そこに気づけば(許す、認める)ブロックが解除されて願いが叶っていく。
お宝発見、です。

そもそも、願い自体が未来から現在に投影された情報、とも考えています。時間の概念については今は置いておいて。
願うから叶う、ではなく、叶うから願える。
人は、想像できることしか実現できませんので。

じゃあエゴが出てきたらどうするのか?というと、まず思考と一体化せずに離れてみる。
そして、書く力、で説明したように鏡としてみていく。最後に、ネガティブな思考をする自分を認める、許す。

これだけで願いは叶っていきます。

さて、タイトルについて…
願い事って、〇〇になりますように、とか、〇〇が〇〇でありますように、とか、具体的なものをイメージされますよね?
よくアファメーションや未来日記なども具体的に、と書かれていることが多いかと思います。
これはもちろん、先程書いた「想像できることしか実現しない」から考えれば正しいことなのです。
ただ、この方法以上に叶いやすくなるのが願いの抽象化です。
例えば、「片思いの彼と今年のクリスマスに神戸の夜景を見ながらデートしてその帰りに後ろから抱きしめられて告白されて、左手の薬指にティファニーの指輪をはめて貰ってプロポーズまでされる!!!!」という願いを持ったとします(私の勝手な妄想ですが、私がされたい訳ではないです)。
これは叶えられるのですが、過程をしっかり決めてしまう、日時まで決めてしまうとそこに執着、が生まれてしまいブレーキがかかってしまいやすいんですね。
なので、抽象化すると「大好きな人と結婚する」くらいになります。

…今、「彼じゃなきゃ意味がない!」と思った方、そこがエゴの落とし穴なんです。

前回予告してしまったので私の経験を少し書くと…
私自身、大好きな人と出会ったものの周りから「それは無茶なんじゃないか」と言われる恋愛をし、妊娠し(これは叶えたかったことでした笑)一人で妊婦期間を過ごし、結婚もできるか分からない状態で出産予定日を過ぎ、出産直前で相手の家族から受け入れて貰い、そこから彼と私の実家の近くで暮らすことになり(これも望んだことでした)、彼の家族とはとても仲良くなり、今も家族と猫達(これも飼いたいと思っていました)と一緒に楽しく暮らしております。そして、今年中に入籍と結婚式も決まっています(これが叶わないと思っていたことです)。
長々と書きましたが、私は願いが「叶っていない」ように見える時も、ひたすら書き出して鏡すること、そして願いを抽象化して祈ることだけしていました。

正確にいうと、一人きりで辛かった時は占い師さんに頼ったり、専門家に頼ったりしましたが、それも私が望んだから得られたご縁と手助けであり、私、が私、を信じて向き合っていなければ叶わなかったと思います。

彼じゃなきゃ意味がない、と思う時、それはエゴからの言葉です。

あなたの望みは、幸せになること。

じゃあ幸せってどんな状態?それはどんな気持ち?どんな環境?…と、自分の中の「定義」はしっかり聞いてあげるんです。
その上で、あえて、抽象化した願いを叶えたい、と意図する。

次の記事では、「意図する」の部分を詳しく書いていきますね。

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