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第5回  ポストコロナ時代突入で物件選びの必須条件に変化? &“キタ”“ミナミ”だけでじゃない! 大阪の再注目エリアとは?

いよいよ新年度が始まりました!
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
新型コロナの第4波も懸念される中、今年度の景気はどうなのか?
不動産市場は大丈夫なのか? と不安もあるかもしれませんが――。
「大阪」ワンルームマンションは大丈夫ですよ!!

NHKのニュースで、主な企業100社に半年後の見通しについてアンケートを取ったものが紹介されていましたが、8割が「拡大する」または「緩やかに拡大する」と回答していました。

国内の景気は、ワクチンの接種などが進んでいけば持ち直すとみる企業が多くなっているようです。
それを裏付けるように、私のところにも先日、「新卒の社宅として“ワンルームマンション”を100部屋程度探しているのですが、良い所があればご紹介頂けませんか?」と相談がありました。

繰り返しになりますが、大阪府・市が2020年代後半に夢洲で開業を目指す「大阪IR」に、2025年の「大阪・関西万博」。

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※2025日本万国博覧会誘致委員会事務局ホームページより

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それに加えて、2024年の「うめきた2期街びらき(全体開業は2027年予定)」、2022年春に完成する「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」といった商業施設のオープンが控えています!

これらが完成していけば、そこで働く人たちが増えて、それに伴って近隣で住む人が増えます! 「大阪」ワンルームマンション需要はこれから、もっと増えて行くでしょう!
そんなことも関係するこんな質問が今回は届きました。

■物件選びの“3大”必須条件がコロナ禍で変化!
これからの「大阪」ワンルームマンションに必要な条件とは!?

Q 物件選びのポイントは何でしょうか?

入居者が見つからず家賃が入らなければ、ローンの返済を家計からしないといけなくなるので、物件選びは重要です!
これまで、以下の3つのポイントが重要とされてきました。

■駅に近いこと
■生活の利便性が高いこと
■若い女性が求める設備が整っていること

しかし、コロナ禍でこのポイントに変化が現れました!
人気物件の必須条件とも言われていた「駅に近いこと」が絶対ではなくなってきたのです。
その理由は、新型コロナの感染リスクから電車に乗りたくない人が増え、結果的に『自転車に乗って会社に通える場所』が重要になっているからです。

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――では、“キタ”エリアでも梅田や本町といったオフィス街や“新大阪”がオススメなのでしょうか?

仰った場所は“いま”最高の場所です! 特に「新大阪」なんかは、新幹線が停まる駅でもあるので、ビジネスマンにとても人気があります。

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また、そんな中でも、物件選びのポイント「生活の利便性が高いこと」に関係しますが、スーパーやコンビニが近いところがオススメです!
何と言っても、“いま”そして“これから”の物件選びで一番重要なのは、立地なんです!

――梅田に近いことで言えば、実は私は、福島区に住んでいるのですが、最近、ファミリータイプのマンションがたくさん建っています。こういった場所は、ワンルームには不向きでしょうか?

いえいえ、“福島”エリアは、ファミリータイプだけでなく、分譲のワンルームマンションもたくさんあります。
利便性の高さで言うと、最近リニューアルされたイオンを含む「野田阪神ウイステ」や、去年オープンした「イオンそよら海老江」といった注目のスーパーがありますし、これまでの既存店でも、「阪急オアシス」、「KOYO」、「ビッグビーンズ」、「ライフ」などがあり、エリアのどこに住んでいても、徒歩10分圏内にスーパーがあると言っても過言ではないくらいたくさんあります!

さらには、梅田はもちろん、中之島や堂島、淀屋橋といったオフィス街に自転車で10~15分もあれば行くことができます。
実は、このように環境が良いからファミリータイプのマンションがたくさん建っているんです!

当たり前ですが単身者にも、住環境が良い方が好まれます。つまり、ファミリータイプのマンションがたくさん建っている場所こそ、ワンルームマンション利用者が住みたいエリアなんです!
福島エリアは、これからの「大阪」を考える上で一番のモデルケースですので、覚えておいて下さい。

――でも、福島はすでに人気が高いですし、手に入れるのは難しいですよねぇ?

一概には言えませんが、これまで挙げた「福島」を含む“キタエリア”や「新大阪」は、先ほども言ったように「“いま”最高の場所」。
これからも人気は続くと思いますが、実は、「第2の福島」になれると私が考えているエリアがあるんです!

大阪は“キタ”“ミナミ”だけでじゃない!
これからは“●●”にも注目!

Q 第2の福島になれる場所って一体どこですか?

ズバリ! 九条、弁天町を含む“ニシ”エリアです!

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――なるほど…。しかし、個人的なイメージで恐縮ですが、あまり住環境が良くなさそうな印象が…(お住まいされている方、ごめんなさい)。

何を仰っているんですか! それは一昔前の話です!

九条と言えば、大阪メトロ中央線に加えて阪神なんば線も開通していますし(アフターコロナになれば駅チカ・駅の利便性の重要性も戻るはずなので押さえておきたいポイントです)、“キタ”と“ミナミ”へも自転車で通勤可能。

スーパーや商店街などもあって利便性バツグンです! とても住みやすくなっているんですよ!

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※Wikipedia九条駅 (大阪府)より

そして、弁天町は!

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大阪や天王寺へのアクセスはもちろん、駅直結の超高層複合施設「大阪ベイタワー」を中心に、ホテル、飲食店、買い物スポットが集積していますし、港区全体で見れば天保山、海遊館などの観光スポットも有しているので、街の中に雇用があります。これは、ワンルームマンションの需要にとてもマッチしています。
 
そして、忘れてはならないのが、2025年に「大阪・関西万博」開催され、「大阪IR」の場所にもなる“夢洲”へのアクセスがとても良いということ!
これこそが、“ニシ”エリアをオススメする最大の理由なのです!

大阪メトロ中央線の延伸も行われますので、さらに利便性はアップし、雇用も生まれるので今後、九条も弁天町も街が活性化していき、需要はさらに大きくなるでしょう!

いま、「大阪」ワンルームマンションで注目すべきは“ニシ”エリアなのです!

――“ニシ”エリア、魅力的ですね! ここの物件に、具体的にはどんな設備があったら良いのでしょうか?

女性に好まれる、ドレッサーや浴室乾燥機、気づきにくいところでは、大きめの冷蔵庫が置けるスペースがある物件といったところでしょうか?
それに、コロナ禍でさらにインターネット環境の重要性が高まっていますので、「インターネット使用料無料」なんかにしてあげると良いでしょう!

――自分が住たくなるような物件を探せば良いということですね。

その通りです! ぜひ、大阪を“キタ”“ミナミ”と考えるのではなく、もう一つのエリア“ニシ”(特にオススメは九条・弁天町)に注目して物件を探してみてください。

今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました。次回も、初心者の方の疑問にお答えしていきますので、どうぞご覧ください。

【お知らせ】

『初心者でもスグ分かる! ポストコロナ時代の「大阪」ワンルームマンション投資 Q&A』では、初心者の方の素朴な疑問を募集します。マンション投資に興味はあるけど、分からないことが多くて一歩が踏み出せないという方は、どんな内容でも結構ですので、ぜひお気軽にご質問下さい。

■株式会社リンクスの情報


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