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#16 第3段階【真の自己との一致】

私たちは直前割りで格安になっているホテルに行った。
一階にはコインランドリーもあってとても便利!

このホテルに三泊した。

ホテルに泊まっている間、ふと思い出したことがある。


私はとにかく家事が苦手。やりたいことではない。
たまには作りたい!と思って作ったりすることもあるけれど、本心ではやはり面倒だと感じてるので、どこか大雑把になる。

毎日ホコリがないように掃除できる人は本気で尊敬する。

そんな私を知っているLinpは、ホテルが家になったらいいんじゃない?と言ったことがある。

聞いたときは嫌だーと思った。

掃除も料理も洗濯もしなくていいけれど、家族以外の人が出入りすることになるのが気になったし、部屋着でダラダラできない・・・と思ったのだ。


でも旅行以外で三泊ホテルに寝泊まりする生活をしてみて、いいかも!と思えた。

それは資産はできるだけないほうがいいと今は思っていることもあるかもしれない。

理想の家を建てて住むことも考えていた時期もある。でも資産を持っているといろいろ面倒なことが多いと感じる。

とにかく事務手続き系が大の苦手で説明を聞いても毎回よくわからない。資産を持ってるほど確定申告も面倒になるばかり。

なるべく持ちたくないね、というのが私たちの共通の認識だった。


だからホテル暮らしいいじゃん!となったのだ。
またひとつ抵抗が外れた。


久しぶりのベッドに寝て起きた朝の瞑想。
見つけた!私の高波動に同調するやり方。

魂や性格が付く前の意識。それが本当の私であり大いなる意識。その意識と同調する。
静寂があり、至福感があり肩から肩甲骨のあたりがプラチナに輝く感覚がある。
なんだろう銀紙を噛んだ時の感じが肩から肩甲骨にある感じ。
冷たいような暖かいような痺れるような不思議な感覚だ。

あー、この感覚。I・healingはこの感覚でできる。そんな確信があった。



一月に、元々チャネラーでパパジにより覚醒したというアルーナ・バイヤースさんの「覚醒の道 マスターズ・メッセンジャー」を読んだ。

アルーナさんは独自のセッションでエニアグラムを活用しているとあったので、エニアグラムの本も読んでみた。

会社員だった頃単なる性格診断のような感じでウェブサイトで診断したことがあったけれど、今回読んだ本はそれ以上にとても深く参考になる本だった。

それは、ドン・リチャード・リソ&ラス・ハドソンの

「エニアグラム[基礎編]自分を知る9つのタイプ」
「エニアグラム[実践編]人生を変える9つのタイプ活用法」

この2冊だ。


とても深いので自分のタイプのところだけ検証してみたが、まさに当てはまることだらけ。

精神の段階は大きく三段階あり、健全、通常、不健全に分かれる。それぞれの段階によってタイプそれぞれに行動が変わるという。

健全から通常に落ちる時に取りがちな行動、通常から不健全に落ちる前の行動、分裂に向かっている時の行動、統合に向かっている時の行動などなど。

良い状態の時は自分とは別のタイプのいい面の行動が出たり、悪い状態の時はまた別のタイプの悪い面の行動が出たりするそう。

それぞれの場面で私のタイプがどういう行動に出るのかを見ると、本当にその通りの行動をしがちだったのだ。


通常の状態にいる人が大半で、そこから健全、不健全に段階が変わる時には、とても大きな出来事が起こるとある。

すべて失うとか生死をさ迷うとか。

自分のタイプを知っていれば、健全な状態から通常に落ちるときや通常から不健全に落ちそうな時、分裂の方向に向かっているか、統合に向かっているかを客観的に見ることができる。


自分のタイプを正しく診断するのは少し難しい。
自分をしっかり見れていないと判断できないのだ。
経験を積んで自分自身をよくよく見ていくか、経験を積んだ人に見てもらうといいと感じる。



自分以外のタイプの説明もさらっと読むとどれだけ人と自分が違うかも見ることができる。

人は自分が理解できる範囲知っている範囲でしか外側を見ることができないから、みんなも自分と同じだろうと思ってしまう。

私が、こういう時はこうするもんでしょう!というのをたくさん持っていたように。

でも人はひとりひとり本当に違う。

私とLinpなんてほんとに真逆。笑っちゃうほど真逆なのだ。

個性の違いを知らなければもっとたくさん喧嘩してただろうし、日々わかってくれないと憤慨していたかもしれない。
そのままだったらきっと一緒にいられなかっただろう。


人の違いを受け入れることは、自分が人と違ってもいいと受け入れること。自分を大切にすること。

相手を認めることは自分を認めること。もっともっとみんな自分に優しくていいのだ。


魂の成長とは、自分自身に優しく、そして忍耐強くあることが必要なプロセスだ。

何度も似たような穴に落ち、その度に気づき手放していくという繰り返しだから。


自分の個性を知って、まだだめじゃなく、順調順調♪と歩んでほしい。

ほんとに順調なんだから!




四泊目はホテルが空いてなかった。

友人の経営しているキャットホテルが今は予約が入っていないとのことで結局そこに五日間いさせてもらうことになった。


「神性を生きる アダマス・セント・ジャーメインからのメッセージ」(ジェフリー・ホップ、リンダ・ホップ著)を読んでいたら、自分の中にある罪悪感に気づいた。

子供を産めなかったという罪悪感。


それをLinpに話すと、

「オレが気にしてないのにRuruが気にしてたの?」と。

そうなの~。

深く思い込んでることほど、そこに罪悪感があるって気づきにくいのだろう。

自分でもびっくりした。

子供を欲しいと思ったことはない、というか私には育てられないと思ってたのに、その奥ではLinpは長男だから家を守らなきゃないのに私は産めないと思ってたなんて。

そういう家を残すとか先祖代々とか、魂レベルでは関係ないのだと知ってたはずなのに、気づくまで捉われているものなんだなぁ。


“すべてが完璧で完全。ほしいと思っていたものはすぐそばにある。”

この感覚が少し前よりわかった気がした。



本当の私の意識は誰かの本当の意識で、すべてのものの本当の意識。
それならバタフライ・エフェクトは当然の現象だ。

私が本当の意識に繋がれば至福を感じられる。それはその意識につながるすべてに作用してすべては至福のエネルギーになる。

だから癒そうとか元気にしようとする必要もない。

それぞれの魂に計画されたタイミングやスケジュールによって、気づきは起こり経験が起こり、目覚めや悟りが起きる。

なにかをしようとしなくていいんだ。


この地球という物質世界だからこそ経験できる様々なこと。すべての感情もここだからこそ味わえるんだ。


以前はそれでも嫌なものは嫌だと思っていたけれど、嫌な経験があるからこそ気づけることが多く、気づいたら手放していける。

そうすることで自由になっていくという経験はこの地球上でしかできないんだ。

なんて素晴らしい世界なんだろう。すべてが体験できるなんて!


それをLinpに伝えたら、「この間そのことを長々 シェアしたつもりだったんだけどなあ。」だって。


え!そうなの?

このことを言ってたんだー。

やっぱり体感しないとわからないんだな私は。

#17 第3段階【解放】へ続く

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