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奇跡講座WB実践252 私のアイデンティティーは神の子である

第二部
4 罪とは何か
レッスン252
私のアイデンティティーは神の子である。

奇跡講座下巻 受講生のためのワークブック


私ががっつり抵抗してるんだから、私が神の子であるということがよくわからないのも当然だ。

そりゃ神の子であるなら、
私は神の愛を一身に受け、その輝きですべての幻想を吹き飛ばすだろう。

でも今、この私は私が神の子であることを聞きたくない。
気づきたくない。知りたくない。
・・・みたいだ。


そういう情報が聞こえてきたら、
それはやばい情報だと認識する。
私には興味がないと思っておく。
それはうそだ、偽物だと避ける。
自分の中に湧いてくる恐れの感情を、その情報が怪しい嘘の情報だから恐れが湧くのだとすり替えておく。

そんなことより今目の前に見えている世界の方だ。
愛憎、出会い、別離、共感、協力、攻撃、病、怪我。
環境や争い、種の保存、命の保護など、
さまざまな恐れの対処に忙しい。


この世界は混沌とした変化の世界だ。
ひとつとして変化しないものはない。
調和したかと思えば、すぐに分離していく。
現れたかと思えば、すぐに消えていく。
手に入れたと思ったものは、いつしか失ってしまう。
これらに対処し、なんとか自分を守っていなければならない。

そう信じてきた。
それに終わりがないことにうすうす気づきながら。
いつまで続くのかと、疲れ、失望しながら。
何をしても求める幸せを完全に手に入れられないことに怒りながら。


今まで信じてきたこの世界は、
この目に映るすべては私が創り出した幻想だ。
神から離れてしまったという罪の意識から逃れるために創った世界。

分離の世界。

神は愛だ。
その神から離れた世界なら、そこに愛は無いだろう。
そこに変わらぬ平安は無いだろう。
求めている愛に満ちた穏やかな世界が続く・・・なんてことは決して起こらないだろう。


私の幻想なのだから、私の信じていることが投影されている。
私が信じていることは罪を犯してしまったということ。
その罪悪感が投影されて世界が出来ている。
ならなおさら、この世界が愛に満ちた穏やかなものであるはずがない。


それはもういやだ!
愛に満ちた穏やかな状態が続くことを私は願う。
心配も不安も恐れもない世界を願う。


どうすればいいだろう。
どうしたら私の心は愛に満ちた穏やかさだけを信じるようになるだろうか。


私の抵抗を取り去ってくださいと赦しをする。
私の罪悪感を取り去ってくださいと赦しをする。
私の有罪性を取り去ってくださいと赦しをする。
聖霊に願う。

神の愛を受け取りたい。
神の子であることを受け取りたい。
ほんとうに受け取りたい!


なのに、人を目の前にすると、
これまでの見方をしてしまう。
分離の見方をしてしまう。
その人の困難があるように聞いてしまう。
私の体の痛みがあるように知覚してしまう。

まだまだ抵抗し続ける私がいる。
分厚い鋼鐵の抵抗だ。

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