見出し画像

【イベントアイディア相談会①】小林 千恵 様

こんにちは!りんくるのつよぽんです🤝

現在、りんくるでは白鷗大学地域協力ボランティア同好会UN-UNIと共同で
子ども向けイベントを計画しております!

本日は、”ピクニックマルシェ” を中心に様々なイベントを手掛けている
小林様との【イベントアイディア相談会】の様子をお届けします。

【小林 千恵 様のプロフィール】

1児の母として、小山市で子育てをしながら、
年間50件以上のイベントを主催する超人気プロモーター
2019年にピクニックマルシェを立ち上げる。
2023年にイベント企画に専念するために、会社を退職し、個人事業主として起業
2024年4月に開催したCONNECT UP 504では、1日間で1万人以上の来場者が訪れる。

小林さまのお問合せ先】 
mail: oyama510picnic@gmail.com


ピクニックマルシェについて

開催するきっかけは "娘の手紙"

ー ”ピクニックマルシェ” を開催するきっかけは何ですか?

小林さま:
 ”ピクニックマルシェ”を始めたきっかけは、娘の作文「わたしの小山自慢」を見たからです。
 7年前、私は、小山市の特産品や地場で作られたものが複数置いてある “まちの駅「思季彩館」”で店長として働いていました。当時の思季彩館は、お客様が来ないという状況が続いていました。私はその状況を変える努力をせずに、淡々と日々の業務をこなしていました。
 ある時、娘が学校の宿題で「わたしの小山自慢」をテーマに作文を書いてきました。そこには『私の自慢は、お母さんが思季彩館で働いていることです。』と書かれていました。この文章を見た時に、これまでの仕事に取り組む姿勢を反省しました。そこから心を入れ替え、思季彩館で売っている商品はすべて試して、本心でお客様に商品の良さをおすすめするようになりました。次第に、お客様の反応が良くなり、来客数も増加してきました。他にも、たくさんの地元の商品に触れる中で、小山市のすばらしい商品を多くの方々に届けたいと思う気持ちが芽生えてきました。
 ちょうどその頃、思季彩館やJR小山駅西口周辺は子育て世代が住むマンションの建設ラッシュでした。しかし、周囲には親子連れが来たいと思える場所が少ないと感じていました。そこで、”マルシェ”だったら、小山の魅力ある商品を紹介できると同時に、親子で来たいと思える場所が作れると思いました。そうした思いで、思季彩館の小さな駐車場を使って ”ピクニックマルシェ” の前身 ”しきマルシェ” を2019年に立ち上げました。

思季彩館で開催した"しきマルシェ"の様子

イベントにかける思い

ー現在は小山御殿広場で開催していると思うのですが、経緯を教えてください。

小林さま: 
 小山御殿広場で開催するようになったのは、公園で子供たちが遊べて、おいしいものが食べれて、尚且つお買い物ができる場所をつくりたいと思ったからです。
 先ほども述べたのですが、当時の小山市は、親子連れが来たいと思える場所が少ないと感じていました。どうにかして、親子連れが来たいと思える場所を「思季彩館」以外にも作りたいと思い、様々な場所を検討しました。考える中で小山御殿広場を始めとするまちなかの公園だったら、まずは子どもが楽しめると考えました。また、公園で買い物ができる機能があれば、子どもが楽しく遊んでいる傍らで、親御さんはゆっくり安心して買い物できるため、親子連れが来たいと思える場所だと考えました。

小山御殿広場で開催した"ピクニックマルシェ"の様子

イベントを続けられる理由

ーイベント当初から多くの方で賑わっていたのですか?

小林さま: 
 全然そんなことはなかったです(笑)”しきマルシェ”を始めた時は、 出店数が4店舗に対して、来場者数が10人未満なんてこともあり、全ての店舗さんが赤字でした。主催者として、ほんとに申し訳ない気持ちでした。そんな時に、出店者の皆様から「出せるだけで嬉しいよ。ありがとう」と優しいお言葉をかけていただき、なんとか続けることができました。今でもその方たちがピクニックマルシェを支えてくれています。(笑)
 皆さんも大きなイベントを行う際は、継続することで協力してくれる方信頼が積み重なっていくと思うので、頑張ってください!


イベントの際に気を付けること

1万人を超えるイベントを作れた秘訣

ー2024/4に開催したCONNECT UP 504では、1日間で1万人を超える人数が来場したと聞きました。なぜ、1万人規模のイベントになったのだと思いますか?

小林さま:
 趣旨と場所、時期がマッチしたからだと思います。CONNECT UP 504は、アウトドアマルシェを組み合わせたイベントです。公園での開催春先のあたたかな日だったことが良かったのだと思います(^^)

来場者が1万人を超えた"CONNECT UP 504"の様子

場所と時期、趣旨を意識する

場所・時期・趣旨がマッチするようにイベントを作っているですね…

小林さま:
 はい。例えば、思川付近で開催する際は、小山市に長くから住んでいるご年配の方多くスーパーも近くにないため、日用品を販売している店舗さんを多く、出店を呼びかけています。また、今度5月に開催するイベントは、母の日が近いため、お花やプレゼントを販売している店舗さんを多く、出店を呼びかけています。
 このように、地域柄や時期を考慮して、テーマを決めてイベントを作っています。

来場者・地元の方目線で企画する

来場者目線でイベントを考えることも重要そうですね!

小林さま:
 はい!特に、地元の方々が楽しんでいただけるイベントを作ることが大切だと思います。私は開催前には必ず近隣の方々ご挨拶をしています。それは、地域の方のご協力があって初めて開催できるからです。
 また、滞在時間も正確に測ったことはないのですが、2時間〜3時間と他のイベントに比べて滞在時間が長いイベントを作れている理由もここにあると思います(笑)
 もちろん大前提として、自分も楽しいと思うイベントであることも重要ですけどね ♪

日取りが先、場所が後

日取り場所はどのような順番で準備を進めていますか?

小林さま:
 基本的には、日程を決めてから場所を押さえるという順番ですね。日程が決まることでテーマが決まり、店舗さんにお声がけができるようになるからです。人気のある店舗さんの場合、1年前から予定が埋まるため、なるべく早く声を掛けなければいけないのです。
 もちろん依頼によっては、逆のパターンもあります。

イベント準備は3か月~4か月

小林さま:
 目安は3か月〜4か月くらいですかね。最低でもこのくらいの期間は必要だと思います。


これからの目標

ーたくさんの貴重なお話ありがとうございました。これからの目標を教えてください!

小林さま:
 はい。ピクニックマルシェを始めたころからの目標でもある『ピクニックマルシェを日常に』を達成できるようにこれからもイベント作りを頑張りたいです!

イベントで楽しく遊ぶ子どもたちの様子

 今回のアイディア相談会を通して、イベントの作り方だけでなく、小林さまのイベントにかける思い小山市への郷土愛を知ることが出来ました。
 小林さま、今回はイベントアイディア相談会にご協力いただきありがとうございました!
 また、こちらには書ききれなかった裏話極秘テクニックも教えていただけたので、これからの参考にさせていただきます。

次回の【イベントアイディア相談会 ②】は2024/4/12(金)に行います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?