銀行員として学ぶべき事③
銀行には難しい取り扱い商品が多い。
融資、住宅ローン、マイカーローン、外貨預金、国債、投資信託、変額保険、外貨建保険あげたらキリがないが、どれも難しいモノばかりである。
なので、銀行員としてお客様の理解度に合わせて正しく説明する力が必要となる。
説明力≠提案力と、ここでは定義する。
提案力とは、お客様の悩みご不安、ご意向に沿って最適な商品導き提案する力であり、正しく説明する力とは異なる。
銀行業務というのは、お客様にご署名ご捺印頂く書類多い。
これは業務上、法律上において定められており署名捺印が必要なのであるが、トラブルとなった際に銀行を守る為にある。
これらの書類に対して、要点を抑えて説明し理解頂き、署名捺印を頂く必要がある。
私は学生時代に、個別指導の学習塾で講師を経験していた為か、人に説明する力が自然と磨かれていた為、銀行員時代に商品契約際して大きなトラブルとなった事はありませんでした。
(それ以外のトラブルは結構やらかしています)
ただ、銀行員中には難しい金融商品を分かりやすくピンポイントで伝える為に、誇張したワードで提案する行員もいました。
トップセールスの先輩に同行させて頂いた事がありますが、淡々と商品説明していたのが印象的でした。
銀行1のトップセールスなので、相当な熱量で提案しているものと思い込んでいましたので、全く違いました。
後から聞いた話ですが、お客様ごとにパターンを変える事はなく、パンフレットでの商品説明の順番も予め決めていて、それを毎回同じ様にしているそうです。
(営業に関するnoteは後日書く予定です)
話を元に戻しますが、説明力はあらゆる場面で役に立ちます。
・商品内容を正しく伝える
・自分の考え、意見を伝える
・お客様の考えを会社内に正しく伝える
社会人として必要なスキルです。
説明力を向上させる為には、質を高めつつ場数を踏む事です。
最初は最初はロープレで壁打ち的な事から始めてみて、徐々にお客様との実践の機会を増やしていく。
慣れてきて余裕が出てきたら、お客様と相対する少し前に、頭の中でシミュレーションして、
・何を伝えるか
・どの様な順序で伝えるか
・想定される質問はあるか
・資料の準備と確認
をしておくと良いと思います。
社会人なったばかりだと、色々と不安で心配な事が多いと思いますが、その内に慣れてきて、次第に楽しくなりますよ。
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