ゼミで出会った面白い友達
LINK編集部の村田です( ´ ▽ ` )ノ
テーマ“身の周りのすごい人/変な人”で発信しているクローバートーク!最後の4人目は私、村田が現在所属しているゼミで出会った『面白い友達』の話を届けたいと思います!
出会いの春。
今年の4月、私は大学3年になった。
3年生になったらゼミに所属することとなり、
新しく始まるゼミの授業にドキドキしながら教室へ向かった。
教室に入ると席が決められていなかったため、私は1番手前の席に座った。
授業が始まりゼミの先生は授業の最初にこうおっしゃった。
「あなたたちは自然とその席に座ったと思いますが、いま1番遠くに座っている人から得られることが1番多いです。」
先生はそれ以上多くを語らなかったが、その時に私から1番遠くに座っていたのは、やっさんだった。
それから
ゼミ授業2週目。やっさんと話した。
やっさんが私に向けた第一声はこれ。
「推しが死にそうで、今すごくテンションが低い」
この時点で私はなんやなんやという感じだったが、「推し」という言葉から、きっとアニメなどの2次元ものが好きなのかなと思った。
私「へぇ、大変だね。推しって誰?」
やっさん「アベンジャーズ」
私 「アベンジャーズ!?!?!?」
なに、アベンジャーズって。アベンジャーズの推しって何。
私の頭の中はハテナばかりだったが、その時点でやっさん半端ない、もしかして半端なく面白いかも。と思った。
私「そっかあ、アベンジャーズ…。ごめん私アベンジャーズ知らなくて。映画?」
やっさん「そう!アベンジャーズに出てくる人の中で好きな人がいて(名前を教えてくれたが覚えていない)、それが今回公開する回で死んじゃうかもしれなくて、今日観に行くんだけど気が気じゃない」
私「そうかーーそれは辛いね」
やっさん「だから今テンション低くて、宗教の本読んでる」
私 「宗教、の、本!?!?」
やっさん「うん」
私「えっ?宗教の本?宗教?宗教って?え?」
やっさんは手に持ってた”宗教の本”を見せてくれた。ほぅ、、、。目次に〇〇教、〇〇教という文字がズラッと並んでいる。
わからん。
アベンジャーズの推しが死にそうだから宗教の本。
……実に面白い。
今までにこんな人に出会ったことがなかったから、話してすぐにやっさんのことが好きになった。
それからもやっさんは、その次の週に
「映画見に行ったらやっぱり推しが死んだから、家に帰ってずっと泣きながらピアノを弾いていた」
と、変なエピソードを教えてくれた。
やっさんの持ち物は紫が多かった。
私「やっさん、鞄も筆箱も紫なんだね〜」
やっさん「そうやで、眼鏡も紫やねん。」
私「あ!本当だ。」
やっさん「あと携帯ケースも」
私「えっ」
やっさん「あとこれも紫〜」
私「めっちゃ好きじゃん!(次から次へと紫のものが出てきてコワイコワイ…)」
やっさんは賢い。
私の所属するゼミでは学年末に論文の課題がある。現在から既にその論文作成に向け作業に取り掛かっていて、私は論文の構成をノートに軽くまとめていた。それを見つけたやっさんは
「あ!ノートにまとめてるの?私も!どんな感じ?」
と聞いてきた。私のノートの中身を見せた後、
私「やっさんのも、見たい!」
やっさんが開いたノートにはビッシリ調べたことが書いてあった…わぉ、、、
私のノートと雲泥の差。
雲泥の差という言葉は、この時のために作られたのかなと思うほど雲泥の差。
私のノートは泥、やっさんのノートは雲!!!
最後に……
まあ、そんなこんなでやっさんは賢いけどちょっと変で面白くて、すごい人なんです。
ゼミの先生が最初の授業でおっしゃった
「あなたたちは自然とその席に座ったと思いますが、いま1番遠くに座っている人から得られることが1番多いです」という言葉。
そしてその時に私から1番遠くに座っていたやっさん。
先生の言葉の意味がこの半年で少しわかったような気がしました。
きっと今後もゼミの中で、やっさんから得られるものは多いと思います。
だから、やっさんと出会えたゼミに感謝。ほっこり。
自分の身の周りにも”すごい人/変な人”がいるよ。村田に教えたいよ!って方がいらっしゃいましたら、ぜひコメント欄にコメントをいただけると嬉しいです。この記事やLINKへの感想も待ってます!
またねん( ´ ▽ ` )ノ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?