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コロナ禍のマレーシア渡航 Part 3 隔離編

皆様お久しぶりです!マレーシア担当のMinamiです😁

最近Linkedmapのインスタのストーリーをご無沙汰している私ですが、現在春休みで日本に一時帰国しています。4/27にストーリー復帰するのでぜひぜひ見て下さい!次回のストーリーからは理系学生らしい実験の様子などもお届けできると思います。

さて、話を戻してコロナ禍のマレーシア渡航 Part 3。
いつの間にかPart 3になっていますが、まだPart 1 (出国編)やPart 2 (大事件編)を見てないわよという方は、下のリンクから飛んで確認してみて下さい!

コロナ禍に渡航することのハラハラドキドキを体感していただけるかと思います😂


Part 3は隔離編。
空港で盛大にトラブりましたが何とか入国させてもらえた私は、ホテルから迎えに来てくれたドライバーさんが運転する車に乗って、1時間ほどかけて隔離先へ。

隔離専用の入り口から入りいろいろ書類説明を受けた後、滞在する部屋に案内されました。

そう。この部屋に足を踏み入れたが最後、その先1週間は如何なる理由があろうと部屋から出ることは許されないのです。(破ったら確か刑務所行きだったと思います)

部屋の外には椅子が置いてあり、食事や水、タオルなどの必要物品は毎日この椅子の上に持ってきてもらうシステムでした。

いざ、緊張しながら部屋に突入。

プレミアムプランにした甲斐があり、ベッドはキングサイズ、とても広々とした明るい部屋でウェルカムフルーツがお出迎え。滞在は順風満帆になるかに思えたのですが!

ウェルカムフルーツ


くんくん・・・

禁煙のはずなのに、なんか部屋に漂うタバコらしきニオイ(海外こういう部屋多くない?)、それに混じる別の異臭。

ニオイの元を辿っていくと、それはお風呂場の排水溝から発せられていました。

なかなか強烈な臭いで、ここに1週間も滞在するのかと思うと若干不安に。
でも、疲れていて部屋を変えて下さいと交渉する気力が起きず、
「まあ住めば都っていうし?」と自分を納得させて、とりあえず家族についたことを報告するために、ライン電話をしました。


すぐに出た母の顔を見た瞬間、あれ? あれれ・・・?

今まで大丈夫だったのに、肩の力がどっと抜けて、めちゃくちゃ猛烈に家に帰りたくて仕方がなくなりました。
空港の出来事が思っていた以上に大ダメージだったようです。

ホテルの部屋について5分、あまりにも早すぎるホームシックに直面しました。

ホームシックって、巷では"留学を始めて1-3ヶ月目になることが多い”と言われているのに、私のホームシックはついたその日、それも隔離が始まって5分で発症😂

留学に行く前は、ホームシックになっても親の前でだけは絶対に泣かないと謎のプライドと共に固く決心していたのに、そんなものはあっさり崩れまたもや大泣き😂

空港で起きたことを全部話した後、


「隔離いやや!留学もいや!もう帰りたい!泣」


目に入れても痛くないほどに可愛がっている真っ黄色のインコ(ピピちゃん)の姿をスマホ越しに見て大号泣。
普段はそこまで泣いたりしないのに、親とインコの前でわんわん泣きました。


その時、母からは
「まだ来たばっかりやからもうちょっと頑張ってみたら?」と言われ、冷静ではなかった私はそんなん無理や!と思いましたが。

母も昔留学していたので無碍には出来ないアドバイス。
それに、帰りたくても部屋からそもそも出られないことも思い出し、とにかく1週間何とか隔離生活を生き延びることに焦点を当てました。


未練タラタラなまま電話を切った私。
1人になると増幅するホームシックの波。

気分転換にと大好きなお笑いを見ても、なぜか全然笑えない!😂

悶々とする私を救ったのは、

ピンポーン


突如部屋に鳴り響くチャイム。
このチャイムは部屋の前にご飯が届けられた時に鳴ります。


今の今まで空腹を忘れ去っていましたが、チャイムが鳴った瞬間みるみる空腹感が蘇る。

大急ぎでご飯を取りに行き、テーブルの上で封を開けると出てきたのは、美味しそうなインド風カレーにフルーツ🥹

一口食べてみると、

「ん!?なにこれめっちゃ美味しい!」


私はあれよあれよという間にペロリと食べ、そのまま眠気が襲い爆睡しました。


それから数時間経ち昼寝から目が覚めると、来た時よりも遥かにホームシックが楽になっている!


そして、またもやチャイムが鳴り、お届けものを取りに行くとそこには夕食だけでなく、お昼寝中に食べ損ねた3時のおやつに夜食のケーキまでもがたんまりと用意されています。


夜ご飯
おやつの抹茶ケーキと夜食の苺ケーキ

そして一つ一つがすごく美味しい!


美味しいものをたくさん食べて、一晩眠ると翌日には不思議なことに人生で初めて味わったホームシックが嘘のように引いていました。


まったく予期していないタイミングで起こり、思ってもいなかった速さで消えていったホームシック。

それを解消したのは、ズバリ”食"でした。


ちなみにこの時以来ホームシックになっていません。
残りの隔離生活は、食と友達との電話と映画鑑賞であっという間に過ぎていき、終わる頃には「もうちょっと隔離生活も悪くないかも?」と思った位です。


もし、今留学していてホームシックになっている方がいらっしゃったら、新しい環境で一生懸命生きる自分をたくさん褒めて認めてあげて下さい🥹
無理はせずに一歩ずつで大丈夫です!
そして、あなたが住んでいる場所で”美味しい”と感じる食べ物を見つけて、それを楽しむのも良いかもしれません。

周りの友達の話を聞いていても、やはり大多数は程度の大こそあれホームシックを経験しています。

それでも、ホームシックを通り過ぎた先には、「留学して良かった」と心から思える経験や新しい人々の出会い、楽しい出来事がたくさん待っています!



以上、コロナ禍のマレーシア渡航3部作でした!

最後まで読んで下さった皆様、本当にありがとうございます🙇‍♀️

これからも、皆さんのお役に少しでも立てるような記事を書いていきたいと思いますので、何かリクエストやアドバイスなどがありましたらぜひぜひコメントをよろしくお願いいたします。

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では、Terima Kasih! Selamat Malam!

Minami🇲🇾













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