入会時と卒業時の活動動機の変化
茅ヶ崎青年会議所では、12月に卒業式を行います。40歳を迎えた人は、この日最後のスピーチを行います。この時に何を語るかが、その人の青年会議所ライフを物語り、だからこそ個人としての唯一最大のJC運動の場なのかもしれない。そんなことを考えさせられるセミナーを受講させていただいています。
※カバー写真はタウンニュースさんから拝借。
私は、それほどセミナーとか講演会というものを好きというわけではありません。むしろ、インプットの方法は書籍もあればYoutubeをはじめとしてオンデマンド配信で「ながら」受信もできるし、何よりも「人は人によってのみ磨かれる」という考えがあるため、その分様々な人と会う方が成長できるとさえ感じています。だから、スケジュールをロックしてまで受講することの価値を十分に見出せていないところが本音でした。
ただ、仕事も青年会議所も、あれこれ考えながら過ごしていくと、自分の信念というか考え方のベースにブレが生じているなと思うことが増えてきました。日々に追われてしまってタスクをこなし続ける中で、立ち止まって振り返り、咀嚼したり、方向性を修正したり、そういう時間を創れなくなっていると感じることが増えたのだと思います。
そんな折、たまたま「対象者は理事長」と記載のあった公益社団法人日本青年会議所の拡大アカデミー事業が、2月20日(土)と21日(日)の二日間、合計15時間にわたって開催されました。内容は「拡大」であり、具体的に言うならば「どうしたら会員を増やすことができるか」をテーマに掘り下げる2日間です。
1日目は、青年会議所の卒業生である矢口健一先輩の御講演からスタート。矢口先輩の卒業スピーチはこちら。
熱量と共に、確かなロジックがあって、青年会議所活動9年目に入る私ですら心がグラついてしまうくらいの内容でした。
その中で、矢口先輩が「入会動機から卒業時の活動動機の変化が起こるのは青年会議所しかない」「人の価値観を変えれるのは青年会議所しかない」というメッセージが発せられ、たしかに自分にも当てはまっていると実感。仕事を繁栄できたらという想いも強くあった浅はかな自分の活動モチベーションは、今はまったく別物になってしまいました。
私は先輩のように語ることはできませんが、自分の行動で体現できたらと強く思いました。
次に、東京青年会議所をご卒業された波多野麻美先輩。卒業の際に述べられた答辞は、本質的で清々しく、心に響くし、青年会議所のメンバーはもちろん、入会を検討されている方にも読んでいただきたいものです。
私にとっての青年会議所の強烈な原体験のスタートは、シンガポールでアジアのメンバーと合宿をしたときですが、その時の研修プログラムでも、本当にこのことを議論しあい、実践するものでした。
そして、この後にいくつか講演を挟み、アチーブメント株式会社様による「理念」に基づく拡大セミナーがスタートしました。
詳細は受講者限定のためレポートできませんが、自分の活動や会社の事業など、青年会議所だけでなくあらゆる場面で正しく伝えるための技術やマインドを落とし込んでいただけるようなものです。
反復継続して初めて自分の力になるものですが、今日も一日トレーニングに励んで1ミリでも成長したいと思います。
楽しみだ!
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