1年前から失ってしまったもの
今年の全国大会では、私は金子専務と日本青年会議所の理事会のオブザーブをするところからスタートしました。
その日本青年会議所の理事会で、野並会頭がお話しされたことをお借りして、昨日の茅ヶ崎青年会議所の理事会で、理事長としてご挨拶をさせていただきました。
昨年の今頃、私たちは未来に向かって手探りだった
日本青年会議所の野並会頭は、「去年から失ったものはないだろうか?」という問いかけをされました。
昨年の今頃といえば、茅ヶ崎青年会議所でも次年度段階という2021年度の準備段階がスタートし、それぞれが与えられた役職にまだ慣れない時期で、今後のルールをどうしようかとか、委員長は理事会でどのように答弁しようかとか、委員会メンバーとどのように向き合うかとか、コロナもまだまだ続くだろうし先行きが見えにくい中で、たくさんの緊張感や不安があったと思います。
私も、理事長として次年度段階が勝負だと考えていたので、正副会議に歴代の先輩をお招きしたり、少しでもメンバーのやりがいにつながる組織にしていこうという気持ちで、まさに手探りでした。
その手探りを、気がつけばしなくなっていないか
野並会頭は、そのような「緊張感」や「不安」を失ってしまったのではないか、と問われたわけです。
緊張感や不安は、慣れとダレに変わり、様々な言い訳でできないことを正当化するようになってはいないかと、という意味だと思いました。
なぜ、この時期にそのように語られたのかはわかりません。
全国の理事長たちから各LOMの状況を聞いたり、ひょっとしたら日本青年会議所の中でも、そのようなことが例年に比べて散見されているのかもしれません。
ただ、一つ言えることは、私たちにはそれが起こっているということです。
昨日の理事会では、いつも事前にされていることが、されていませんでした。
これは、何も総務委員長が忘れてしまっていた、と言うだけの問題ではなくて、昨日の理事会当日に至るまで、理事や委員長からも、正副からも、監事からも、そして専務すらもそのことを口にせず、私も同様だったのです。
これは、めちゃくちゃヤバい。
率直にそう思いました。
無関心。
これがもっとも組織には危ないことです。
そしてこれは間違いなく、私の責任です。
昨日の理事会でのご挨拶は、それを後ろ向きに語りたいのではなく、
改めて、
残り80日弱、実質的に12月例会まで50日程度の中で、
改めて、「役職」を演じ合いませんか?
ということを皆さんと共有したいと思いました。
私も、今更ですが理事長noteを更新し始めます。
Youtubeでみなさんと対話するのもやり続けます。
私にできることはその程度ですが、それはやり切りますので、是非みなさんもご自身の担いを全うしてほしい。
まだまだやれることがあるはず。
年度途中から何となくエネルギーが切れていて、なかなか切り替えができなかったという人もいると思います。だからこそ、昨日の理事会から引き締め直したかった。
そして、今度の10月例会を最高のものにしたい。
一年前から失ったものは、緊張感や不安かもしれない。しかしそれは、慣れやダレではなく、安心感と自信につながるように、残りの2021年度をみなさんと走り切りたいと思います。
気合い入れます!
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