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【シーズン開幕直前インタビュー⑤佐野月咲】

海外組インシーズンインタビュー第五弾‼️

今回は、アメリカNCAAのDivision1に所属する"Harvard大学(ハーバード大学)"でプレーしていてチーム一丸となり今シーズン全米優勝を目指している"佐野月咲(さのるなさ)"選手にインタビューをしました‼️

佐野選手の所属するハーバード大学は先週(10.22)今シーズンを開始して、開幕を2連勝で飾っています🔥🔥🔥

"全米優勝"という大きな目標を達成するために、佐野選手はどのような準備をしてきて、シーズンをどのような心持ちで迎えたのか??

それでは本編に行ってみましょう‼️

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◎オフシーズン中はどう過ごしましたか?

佐野:

   去年1年間コロナの影響で試合がなくて休学をしてたので、日本で過ごしていました。


   その間は西武プリンセスラビッツに所属してプレーをしていました。
   その延長線上で、チームのオフシーズンにあたる期間中もずっと西武プリンセスラビッツでアイスホッケーをしていました。

  そして、アイスホッケー以外のことにも新しくチャレンジした期間でもありました。

    アイスホッケーに活きると思い、古武術を習い始めたんです。休学とオフシーズンの期間を含めて1年半やってきましたが、とても面白いです。


   アイスホッケーをやりつつ、今までやってこなかった物事に新しく挑戦してメンタル面でも鍛えられた期間だったと思います。
    自分の身体に対する捉え方を見つめ直したり、精神と身体の繋がりを感じたりすることが多く、とても勉強になりました。

◎オフシーズンに気をつけていたことは?

佐野:

   自分に合うスタイルを模索することです。

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   1年間チームに所属して(西武プリンセスラビッツ)プレーしていましたが、今まで自分がじっくりと時間をかけて治すことが出来なかった課題を見直して、再挑戦していこうと準備する期間にできました。

   アイスホッケーの基礎的な部分を見直して、身体の使い方についても、周りと同じトレーニングを同じようにやるのではなく、自分は何をどうやるべきなのか自分に合う方法を見極めて選ぶということを重点的に意識していました。

◎今回のオフシーズンで1番自分が成長できたと感じることは?

佐野:

   1つはメンタル面です。

   私は元々メンタルが強いと思っていたんです。でも、その考えが揺るぐ出来事を経験してきました。アメリカでは私は外から来た人と見られることが多いので、そのような状況の中でどのように自分の精神状態を保つのか。また、「ここが勝負!」というところでどのような精神状態でいるべきか。

   今までの私は自分の心の変化に気づかずがむしゃらに突き進んで、壁にぶつかってしまうことが多かったんです。

   しかし、自分がどのような精神状態になっているかを客観的にみるように意識したことで、何があっても最終的に戻る場所を自分の中で設定できました。
   なので、この期間中は特にメンタル面で成長できたと思います。

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   2つ目はフィジカルの強さです。

   コンタクトスポーツだからこそ求められる、当たり負けしないフィジカルの強さを成長させられたと思っています。
   実際にプレーで、自分の身体を使ってプレーをすることが増えたと感じます。例えばコーナーで身体を使ってパックを守るのように。


   古武術や、トレーナーと会ってメニューについて話し合うことを通して、本当の意味で身になるトレーニングができたことが大きかったと思います。
   アメリカでは私は体格が小さく体重も軽い方ですが、身体のポテンシャルをフルに発揮できるような身体の使い方を体幹などのトレーニングを通して身につけることを意識しました。
   そのトレーニングの一環で下駄にのって、自分の重心の位置を確認したりもしてます(トレーナーさんに教えて貰って、色んな種類の下駄を使ってトレーニングしています)!

◎今シーズンの目標を教えてください!

佐野:

   チームとして、全米1位をとることを本気で目指しています。

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   個人的な大きなテーマとしては、自分がもっている全てを解放するということです。今まで出していなかった力を全部出していきたいです!

   具体的には、スコアとアシストを決めるためにラインナップの上に入ることが目標です。今年はとても人数が多く、6セットつくれる人数がいるので、チーム内の競争も続いていきます。その中で試合に出て結果を残し続けることが目標です。

   そのために、練習から自分の良いところをアピールすることが必要だと思うので、練習から私のもっている良さを出すことを意識していきます。

◎こういうプレーに注目してほしい!

   1つはスピードを生かしたプレーです。

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  スピードを使うプレーが得意で、スピードを使ったフォアチェックや、DZ(ディフェンス)ゾーンからAZ(アタッキング)ゾーンへの攻撃の展開の速さに注目して欲しいです。


   2つ目は、フィジカルプレーです。


   今まではあまり出来ていなかった部分ですが、このオフシーズンで成長できたと思うので、そこに注目して欲しいです。

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インシーズンに向けてのインタビューはいかがでしたか?

インタビューにもあったように、「古武術」や「下駄」など、日本古来のワードが多く出て驚いたり感心したりした方もいたのではないでしょうか?

私もその中の1人で、古武術や下駄から得た身体の捉え方・使い方をアイスホッケーに応用させる発想が面白いと思いました☺️☺️この方法が佐野選手にはとても合っていたみたいです🙌✨✨

実は、筆者は英語を勉強中なのですが、1番人気!などを売りにしているテキストやアプリを使ってもあまり効果がなく、むしろ自分に合っていると感じたものに変えてみたら頭に入ってくる感覚がわくようになりました✨✨

なので、自分に合った方法をとることは本当に大切だということが理解できました🙌✨✨私も見習おうと思います☺️☺️

ちなみに、佐野選手は神社も好きで、日本に帰る時は必ず神社へ行ってその空気感を楽しんでいるようです⛩🙌✨日本のものが好きなのかもしれないと笑っていました😊😊

今回は、「自分らしく」アイスホッケーに向き合う佐野選手の姿が印象的なインタビューでした🙌✨✨

全米優勝という大きな目標を追いかける、佐野選手とハーバード大学アイスホッケー部を一緒に応援していきましょう‼️彼女の活躍は随時Linkでも発信していきますので一緒に彼女の今シーズンの行方を見守ってくれると嬉しいです🙌🙌✨

本日もお読みいただき、ありがとうございました😊😊✨

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