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美容師の薬剤調合、あなたは間違えてない?「希釈」に関する基本の考え方

美容師にとって、薬剤の調合は毎日の仕事の中でとても大事なスキルです。特に「希釈」に関しては、数値的な感覚が必要ですよね。
でも、この希釈に関する理解、実は意外と勘違いしていることが多いんです。

先日、仲間の美容師からこんな質問をもらいました。

「薬剤を4倍希釈と言われたら、どうする?」

選択肢は2つ。

  1. ベース1:3水

  2. ベース1:4水

正直、これを聞いたとき、「え、どっちだっけ?」と一瞬迷う人も多いのではないでしょうか。私も改めて考えてみましたが、やはり正解は「ベース1:3水」です。理由を説明していきます。

「4倍希釈」の正しい意味とは?

「4倍希釈」と聞くと、一瞬「どういうこと?」となりがちですが、基本的には元の液体量が全体の4分の1になるように水を加えるという意味です。つまり、薬剤が1に対して水が3、合計4倍の量に希釈される、ということ。

具体的に言うと、もし薬剤が100mlなら、水は300ml加えることで4倍希釈になるんです。

じゃあ、1:4の割合はどうなる?

ここで1:4と勘違いしてしまうケースも多いですが、この割合だと「5倍希釈」になってしまいます。4倍希釈なら、1:3が正解なんですね。これ、シンプルなようで、意外と混乱しやすいポイントです。

なぜ希釈の計算で間違えるのか?

日常的に薬剤を扱っていると、つい感覚で調合してしまうことがあります。特に、新人の美容師さんや、希釈にあまり慣れていないときに、この「1:3」と「1:4」の感覚を誤ってしまうことが多いんです。

でも、薬剤の調合ミスはそのまま仕上がりに影響しますから、やはりここは正確に押さえておくべきポイントですよね。


正しい希釈で施術を完璧に!

美容師の皆さん、薬剤の調合の際には正確な希釈計算を習慣化しましょう。特に、希釈の「倍」についての理解が曖昧にならないよう、ぜひ日々の作業の中で気をつけてみてください。

希釈一つで仕上がりの良し悪しが変わる。
だからこそ、確実な知識と習慣が美容師の武器になるんです!

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