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フタをしないとどうなるか? 〜Credo・Valueを考えるシリーズ その2〜



なぜこれを書こうと思ったのか

iCAREの加藤浩司です。普段はコージと呼ばれてます。

今日の話題は鍋にフタをしないで料理をするとどうなってしまうか、、、、ではなく、iCAREの3つのCredo(誰と共に働きたいか)の1つである「自分にフタをしていないか?」についてです。
最近チームメンバーと会話をしている際に、これまでどんな仕事をしてきたかで盛り上がったことがあり、その際に「それはフタしてないね!」って思うことがありました。そんなことがあったため、「どうしたらフタをしていない働き方ができるか」のヒントになるようなことが書ければと思い、また、将来自分の仕事を振り返ってみるためにも、このテーマについて書くことにしました。

なお、そもそも「フタをしてない」とは何なのかですが、ここでは「自身の過去の経験や得意分野にいい意味でこだわらずに、未知の領域にトライしている状態」と定義したいと思います。

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過去のCredo・Valueを考えるシリーズはこちらです。
その1   全集中、スピードの呼吸
https://note.icare-carely.co.jp/n/naf83147395ea

「フタしてないか」セルフチェッカー

「どうしたらフタをしない働き方ができるか」を考える前に、自分が今フタをしていないかをセルフチェックする視点について考えてみたいと思います。いくつかのポイントが考えられますが、自分で判断しやすい3つのポイントとしてまとめてみました。

  1. 失敗してるか?
    これはiCAREのCredoの説明とも共通しますが、一定以上の頻度で(小さな)失敗をしているかは分かり易い指標だと思います。「自身の過去の経験・得意分野」以外にトライしているのであれば、百発百中ということはありえないからです。ですので、例えば「チャンレンジした結果として失敗したことが過去6ヶ月の間に複数あったか」というのが1つ目のチェック方法と思います。

  2. インプットの恐怖(でも楽しい)
    過去の貯金で仕事をすること自体を否定するつもりはないですが、未知の領域にトライしている以上、新たな知識(業界、業務、技術などなど)を広く深くインプットしないといけません。しかも、通常業務も行いながら、限られた期間・時間でスピーディーに行わなければならないという緊張感を感じながらインプットに向き合っているかどうか。
    しかも、これは義務的に誰かから求められるものではなく、能動的なアクションとして行っている、だからインプット自体も楽しいという状態になっているかが、2つ目の観点として重要と思います。

  3. 適度な感情の起伏があるか?
    適度にというのが重要なわけですが、新たなことにトライする、失敗しているという状況はコンフォートゾーンを抜け出した状態であり、普通の人であれば一定程度感情に影響すると思います。人によって、もしくは状況によって、それがストレスのような状態であったり、アドレナリンが出ていると感じるような状態であったりと様々ではあるものの、そのような心の変化を感じる状況にあるかという視点で自分を客観視することは効果的だと思います。ちなみに「失敗してるか?」と関連しますが、感情の起伏は全くないが失敗はしているという場合は、それは良い失敗ではなく単なるミスなんじゃないかと疑ってみるべきかもしれません。

どうすればいいだろうか?

セルフチェックする方法について考えたので、次に「どうすればフタしてないを実現できるか」について考えてみたいと思います。こちらも3つの観点で考えてみました。

  1. 「やりたい!」に素直に
    自分自身の過去の経験を振り返ってみると、これが単純なようで一番大事だと感じます。経験・得意分野などにいい意味でこだわらない、つまり、過去は一旦横に置いておいてゼロベースで考えて自分が何をやりたいのかを見つめ直してみる。そうすると、結果的に過去の延長にないことにたどり着くことは往々にある気がしており、そこには結果的にフタしてない状態が待っている気がします。

  2. 視座高く
    「やりたい!」に素直にと言っても、それが小さくまとまってしまっていたり短期的な視点だけでは、それは易きに流れるというのとほぼ同義だと思います。あくまで、長期的な目線で高いゴールを見ているか?という観点が重要という意味です。
    ちなみに、「視座は上がらないか?」はiCAREのValueの1つでもあるので、これについては次の機会に詳しく書きたいと思います。

  3. 全力投球
    自分の心に素直に従って高い視点で物事を考えても、形にしなければ始まらないと思います。理想論、あるべき論で終わらずに、有言実行していくために全力でやりたいことに向き合っているかが最後の要件ではないでしょうか。

以上をまとめると、こんな感じでしょうか。
これは色々な意見がありそうな気がするので、機会があれば他の方の意見も是非伺ってみたいです。


最後に

最後までお読みいただき有難うございました。自社のCredoを言語化して考えるのは自身の考えを整理するためにとてもいい機会になると感じました。

iCAREには私が「フタしてない!」と思う人がたくさんいます。興味を持って頂いた方は、こちらから気になる記事をお読みいただけると嬉しいです。

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