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本当に怖い30代の脳みその話 / いいね深追い8

こういう発想にふと立ち返ることはとても大事だと思っていて、そもそも言葉さえ私の脳みそのグヨグヨした部分なわけで、こうして読んでいるあなたも今まさに私の脳みそのグヨグヨを間接的に触っていると言って差し支えない。どう?触った感じ。濡れてるやろ。それはね、脳漿やで。

頭が悪いので本を読むのが本当に苦痛なのだが、こういう「行った先」で本を読むのはそこそこ捗る。頭が悪いことを忘れることが出来るからだろうか。「所有しない時代」を逆手に取り、今の世の中に24時間稼働ってラブホテルかカラオケくらいしか無いと思っていた。近いうちに行ってみようと思う。ありったけの愉快な欲求を携えて。携えてばかりの国。

なかなか危なっかしい子だった井口真緒が結婚。危なっかしいながらも、メンバーを褒める言葉選びや、立ち位置把握の瞬発力全てが天然であったのが彼女の魅力で、今回のスピード婚もその素晴らしい瞬発力の賜物であればいいなと思う。私が26歳の時は(今もか!?)自分の事しか考えていなかったので。このように半端に年を取ると振り返った自身に「今」の感覚を簡単に代入して、変化を確認しがちだ。

アコースティックアルバムの制作中、同時進行で闇営業や機材修理の仕事をしていて、仕事の息抜きを別の仕事でしているアンバランスな感覚。自己管理(解釈)として制作と向き合う事が何より作品を輝かせると知りながら、消費や娯楽の側面ばかりに気を取られてしまう。手段、機材、音作り、曲目…選択肢が増えると必ず人間は雑になる。気を引き締めて脳みそのグヨグヨを取り出そうと思う。からだの力ではなくイメージとヴィジョンで大脳皮質を支配する。うわ濡れてる。

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