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後置修飾の総まとめ


後置修飾の総まとめ

 今回の記事は後置修飾を一気に解説する記事です。現役中高生の皆さんは必見です!

後置修飾とは?

 後置修飾とは、名詞の後ろに語句や文を置いて、その語句や文で直前の名詞を説明(修飾)することです。

例)a book on the table テーブルの上にある本
 →on the tableがa bookを説明(修飾)している。

後置修飾の種類

 英語の後置修飾は、「to不定詞」「関係詞(今回は関係代名詞を扱います。)」「前置詞句」「分詞」の4種類です。

パターン① to不定詞

 to不定詞による後置修飾の形は「名詞+to 動詞の原形」です。

例)something to drink 飲み物(直訳:飲むための何か)
  →to drinkがsomethingを説明(修飾)しています。

例)homework to do today 今日やるべき宿題
  →to do todayがhomeworkを説明(修飾)しています。

パターン② 関係詞(関係代名詞)

 関係代名詞の後置修飾は名詞を英文で説明(修飾)する表現方法です。関係代名詞の使い方は以下の通りです。

①:説明したい名詞をまずは書く。
 例)Books

②:その後ろに関係代名詞を置く。
 例)Books which
<関係代名詞の使い分け>
・説明したい名詞が人ならwho
・説明したい名詞が物ならwhich
・説明したい名詞に序数(first、secondなど)やtheが付いていたらthat

③:さらにその後ろに説明をする英文をつける。
 例)「私は~が好き」なら、Books which I like books
 例)「彼は~を買った」なら、Books which he bought books
 例)「~は英語で書かれている」なら、Books which books are written in English

④:③の英文に含まれる説明したい名詞と同じ名詞を消す。
 例)「私は~が好き」なら、Books which I like books 
 例)「彼は~を買った」なら、Books which he bought books 
 例)「~は英語で書かれている」なら、Books which books are written in English

⑤:説明したい名詞が人で③でつけた英文の主語に説明したい名詞を指す所 
  有格の代名詞(~の)が付いている場合、関係代名詞をwhoseに変えて
  所有格の代名詞を取り除く。
 例)Bob who his father is a doctor.
   →his father=Bob's fatherなので
 例)Bob whose father is a doctor. (お父さんが医者であるボブ)

パターン③ 前置詞句

 前置詞句による後置修飾の形は「名詞+前置詞+名詞」です。

例)a book on the table テーブルの上にある本
 →on the tableがa bookを説明(修飾)している。

例)an apple in the frige. 冷蔵庫にあるりんご
 →in the frigeがan appleを説明(修飾)している。

前置詞句による後置修飾は「関係代名詞+be動詞」の省略です。
例A)a book on the table
例B)a book which is on the table
→例文Aと例文Bは同じ意味です。

パターン④ 分詞

 分詞(現在分詞と過去分詞)による後置修飾の形は「名詞+Ving/名詞+Ved」です。

例)a boy sleeping on the bed. ベッドで寝ている少年
  →sleeping on the bedがa boyを説明(修飾)しています。

例)a book written in English. 英語で書かれた本
  →written in Englishがa bookを説明(修飾)しています。

分詞による後置修飾は「関係代名詞+be動詞」の省略です。
例A)a boy sleeping on the bed.
例B)a boy who is sleeping on the bed.
→例文Aと例文Bは同じ意味です。

最後に

 最後まで読んでいただきありがとうございます。今回は後置修飾の解説記事でした。いかがでしたか?
 「前置詞句」「分詞」の後置修飾は「関係代名詞」の後置修飾の応用なので実質、後置修飾の種類は2つまとめることができます。
 では、次の記事でお会いしましょう。

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