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オーガニック商品 専門店への 疑問

有機野菜
フェアトレードのチョコ
地球に優しいプロセスで作られた エコバック


大学卒業したての わたしには
とってもいいもののように思えて
エッセンシャルオイルから
体をつくる食品まで

ありとあらゆるものを
店頭でチェックして
回ったことがあります


ただ
今はどうか、と尋ねられれば

なるべく 行かないように 近づかないように 
 できれば お財布やスマホを持たずに そっとかくれるように 
 見に行くだけ と 
    心に決めています

やはり 思わず買いたくなる 巧みな仕掛けがあって
わたしもソレに 負けてしまいます


なぜか


それは
「SDGs」や「地球に優しい」「赤ちゃんにも使える」などという
誰も逆らいようもない キャッチコピーで
ほんとうは
9割以上の人が 買い替える必要もないのに
新たな選択肢を
次々と提示し 利益を生み出し 
事業をまわしていることに
気づいたから


たとえば エコバック

破れた、無くした、忘れた、をのぞき
今日、どうしても必要な人って 
日本に何人いるのでしょうか



日頃から ものを大切に扱っていれば
エコバックは ほぼ半永久的に使えるものが
大半だと思っています

もちろん 材質に寄っては
また重い書籍や日用品、水などを
毎日運べば 痛みも深刻です

でも
観察するかぎり

自転車やクルマ、宅配など
便利な流通サービスを
その都度、自在に使いこなし

日々消費をつづける現代人や 孫や子どもを頼れる高齢者や
福祉サービスに繋がっている社会的弱者も含め

この国では

そこまで
重い荷物を 毎日 自分では 運びません


なぜそんなことを言い切れるか?


わたしは
自転車には乗れず
クルマや原付きは免許はあるものの、運転が向かないので使わず
ちょっと 不便な 陸の孤島で 一人暮らしをしているから 

必要なものを ほぼすべて 人力で運び 生活してます


エコバックと 通勤カバンの 底や縫製の 痛み具合まで
入念にチェックしましたが
そうそう 捨てるほどには 痛みません

そもそも 重たい水は 
ビニル袋を1枚購入し 破けてもいい、とする

持ち手が外れかけた お店で無料でもらったエコバックでさえ
針と糸で縫い、再活用して6年目です


ミニマニストを 
誇りに思うひとには 申し訳ないのですが

人生で ムダに捨てたものが多いのは
リバウンドを繰り返す
断捨離推奨者なのでは?
との想いを
完全に捨て去ることは 今なお、できません


ちょっと 魔が差して 買ってしまった
語学教材

ちょっと 流行が変わり 買い替えた 


大好きだった パートナーや友達にもらった
もう今は見たくもない 当時大切にしていたもの


全部を取っておいたら
それこそ 一瞬で
ゴミ屋敷のようになることでしょう

心理的にも いいことなど ひとつもないでしょう


ただ すべてのミニマニストが地球に優しいことをしているとは
言えないと思います


幼いころから 商品を選ぶ選択眼を磨き
1度購入したものは 自分の責任として
多少失敗しても
最後まで うまくカバーして使う

どうしても不便だったら
工夫も しきれなかったら
そのときに はじめて 手放す

ていねいに 断捨離をすすめれば


一気に部屋が片付く
モデルルームのような 生活感の薄い部屋に
ブログに自分の部屋の写真を公表したくなる 
オシャレな 部屋には 
残念ながら なりません


スッキリ 楽ちんな生活に などと 
書き、まとめている時間はないと 推測してしまいます

もっとイジワルな 発想をすれば
短い休みに 綺麗さっぱり 片付いた
ということは

地域のゴミの分別方法など気にせず
引越のたびに


あとは野となれ山となれ と

適当に
ビニールに 詰め込んだ 負の遺産を
燃えるゴミボックスと
燃えないゴミボックスに

しれっと置いてきたからに
他なりません….


まぁ そんなことを偉そうに  書いてる わたしは

片付けが 苦手で
その現実逃避で
いま この記事を書いていますから

ステキな ミニマニストのみなさんを
責める資格は 1ミリもありません….

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