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悲しみを無視しすぎると…

先日のつぶやきにも書きましたが、大切なパートナーが旅立ちました。21歳の愛犬です。最期の瞬間までこれまで通りの暮らしができましたし、何より私が一番望んでいた【旅立ちの瞬間に立会い感謝で見送る】これを叶えてくれました。

想いが叶い、想いを伝えられ、一人で泣く時間も与えられ、整理がついたように思いました。だって21歳だったのです。お見事です。何も悲しむことなんてない。けれども、想像以上に心に穴があいてしまったようです。

その日から私の体調に異変が起こりました。口の中が渇くのです。食事をとりづらいほどカラカラに乾いて水を頻繁に飲むのですが一向に良くなりません。水分をとりすぎて食欲を失い身体がむくみます。コロナかな?、と疑いましたが、いや、更年期か…‼︎ (←こっちの方が可能性高い)など、色々よぎりましたが極度のストレスによるものでした。

悩みによる円形脱毛や胃炎は経験がありますが、悲しみのストレスなんて初めてです。その事実がショックでした。

愛犬の旅立ちは悲しむ出来事ではない、彼女は立派に旅立ったのだから私も心残りはない。
 …と、整理がついてるはずなのに、このザマ……… 余計悲しくなりますね。

私は占い師なので悩みなどないような顔して過ごしています。こだわりのプロ意識です。笑
しかし、悲しみの感情まで蓋をしてはいけないですね。

悲しみだけでなく、いわゆる負の感情というもの。怒り、不安、恐れ、、、、蓋をするだけで存在は消えないまま、心の奥底で行き場を失くします。表に出してもらえないから、出られるところから出やすいカタチで現れます。身体の不調として現れて、『無視しないで!』と警告してきます。

では、どうすればいいのかというと、感情を素直に受け止め、味わい切る。どっぷり浸かる。行くところまで行くのです。もう、上を見るしか出来ないところまで落ちてみるといい。そしてその出来事に意味を見出します。中途半端な悲しみで意味を見出そうとすると無理が生じます。

人間に備わっている感情は5つあります。その中に、“悲しみ”が入っています。本能的に備わっている感情なのです。だから無視したり防ぐことはできないものなのですね。


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