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息抜き

金の岩のようなごろりとした包み紙を開けると香る、甘いミルクチョコレートの匂い。

フェレロ・ロシェはイタリアのチョコレートメーカー、フェレロ社によって製造されているチョコレート菓子で、1982年から世界中で愛されている。海外のコンビニやスーパーでは定番商品として置かれており、私もカナダに居た頃は毎週のように購入していた。
日本でもデパートなどで購入することができる。

他にもビターな「フェレロ・ロンノアール」、ココナッツ味の「ラファエロ」といったチョコレートもあり「フェレロ・コレクション」として親しまれている。

フェレロ社では他にも有名なヌテラといったスプレッドも販売しており、誰でも一度はパンに塗って味わったことがあると思う。

ごろりとしたチョコレートを金色のアルミで包んでおり、基本的に3個入りの小包で販売されている。見た目と数の少なさからも贅沢感を感じさせるものとなっているだろう。
3個入りは「ロシェT3」と呼ばれており、他にも2個入りの「ロシェT2」、16個入り「ロシェT16」。お洒落なボックスデザインのハート形「ロシェ ハート T8」やベル形「ロシェ ベル T16」。フェレロ・コレクションの3種が揃った「コレクションT9」などバリエーション豊かだ。

これらデザインは金色を基調としたデザインで、シンプルながらも高級感・贅沢感を表現している。

このチョコレートの特徴としてヘーゼルナッツを多く使っており、丸ごとのヘーゼルナッツの周りにヘーゼルナッツクリーム、その周りに小刻みにしたヘーゼルナッツとミルクチョコレートがコーティングされており、表面はごつごつと岩のよう。

この岩のような見た目はその名の由来にもなっており、「ロシェ」という名称はフランス語で「岩」を指す単語からきている。
これはルルドにあるローマン・カトリック教会の聖域となっている洞窟にちなむものであり、フェレロのオーナーであるミケーレ・フェレロの信仰心を反映している。
さらにミケーレ・フェレロの母親はピエラ・ロシェ(Piera Rocher)という名前であり、これにちなんでいたとも考えられる。(Wikipediaより引用)

フェレロ社ではデザインにも注力している。クリスマスにはフェレロ・ロシェや同社製品で子供達に人気のあるキンダーチョコレートのパッケージがクリスマス仕様になり、プレゼントで喜ばれるフェレロ・ロシェの入ったチョコエッグや、クリスマスツリー形に箱詰めされたものなど遊び心のある、子供から大人まで楽しめる工夫がされている。

他にも日本の大学生を対象に「パッケージデザインコンテスト」を主催したことがあり、デザインに対し積極的に取り組んでいる。
フェレロ・ロシェのパッケージは1982年から今に至るまでほぼ変化せず親しまれている。今後デザインが変化するのか、それとも伝統を受け継いでいくのか。

後半はパッケージの話になってしまいましたが、とにかく美味しいお菓子です。
皆さんも是非ご賞味ください。

(写真は大阪の美章園駅前にある喫茶チャンス、ここも素敵なので是非)

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