認識を騙る

視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚、それらによる認識が物質を形作る
五感が物質を形成し、再度その五感が物質を認識し、認識が意識の中で変換を起こす


物質から我々は認識し、そして意識をする
意識から認識することなどありえない

意識という空間に色彩、音、香り、味、温度がないことが意識の非物質さを証明している

物質がないからっぽの空間だからすべてが存在し、すべてが存在しない
意識とは存在と不在が両方紛らわしく存在する空間で曖昧極まりない

意識は認識できない、認識できたフリはするが実際にはしていない

認識したフリの構造を語ることは無意味で、曖昧極まりない非現実なデマゴギーと挑発に成り下がる(左派への口撃)

2024.6.15
"身体なきオルガンの構想"より

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