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note 35:光学系学習史:その1 ー190611

note 35:光学系学習史:その1 ー190611

この、note という媒体は主に文系とソフトウエア系のクリエイターの書き手が多いように思う。
ハードの技術系の記事は皆無だ。ミスマッチかもしれないが、他の媒体に比べて投稿がシンプルに出来て、見た目がお洒落なので、とにかく書き始めることにする。誤字脱字はあしからず。書くリズムを優先させてかいていきますので。また、学者ではないし、専門的教育を受けた経験もないので、正確性はあえて無視して書き進めますのであしからず。
もし、奇特な方がいて間違いを優しく正してくれるなら大歓迎です。

今日、朝四時半に起床。
さて、今日から仕事で約15年続けてきた「光学」の勉強の軌跡を記録していこうと思う。
きっかけは上司から、これから「光学系」に取り組んで欲しいというリクエストがあったからだ。リクエスした上司もただ漠然とこれか必要になるだろうからやといてくれ的な発想だった思う。当然、目指す方向性、学習方法、最終成果物について上司はまたくアイデアをもっていなかった。「だだ続けていれば、いつか(いつかっていつだ?)ものになるはずだ」という根拠のない自信からスタートさせた。

私の性癖として、新しい分野の学習を始めると、とにかく役に立ちそうな本を貪欲に探し回って購入して収集する事から始める。もともと本が好きなので、何度も東京の神田にも通った。出張のついでに大型書店の光学に関する書棚をあさりまわった。リアル・ネットサーフィンみたいだ(笑い)。

集めた本については、おいおい紹介しいくので、お楽しみに!

光は直接目に見えない。正確に言うと、直接光線が目に入れば見えるが、我々がふだん見ている光は直接入射してくる光ではなく、何かに物に光が当たって反射してくる反射光だ。
したがって、光の道筋を確かめようとしたら、光の通る道に物を置いて、その反射光をみるか、スモークをたいて沢山の散乱光を発生させて、その反射光をみるしかない。

宇宙空間の漆黒の海を想像して欲しい。無数の星からの光があるが、その発光点(星)があまりに遠くにあるので、宇宙空間には星が点々にまばらに散らかっているように見える。


という事で、まずは目に見えない光の道筋(以下、光路)を見えるようにする道具を手に入れようと考えた。昔、別の案件で光路をシミュレーションしようと当時の非力なパソコン+BASICで簡単な光路を追跡するプログラムを作ったことがある。しかし、計算と光路描画に恐ろしく時間が掛かってしまい、結局使い物にならなかった。なので、光路計算するには専門の光学シュミレーションソフトが必要だと結論した。しかし、調べてみると本格的なソフトは100万円超えで、その当時とても購入申請しても買えるものではなかった。

そこで見つけたのが、Optalixというソフト。当時16万円位で格安だった。でも、これでも高価で会社で買えないので、機能限定版の数千円のOptalix-lightを購入して学習した。しかし、使いこなすには、そもそも光学の知識がないとだめだと気がついた。

Optalixの日本代理店のエクレシアから購入。
http://www.ekklesia.co.jp/link/download/demo.html

エクレシアの二日間のOptalixセミナーに参加して、やっと使い方がわかってきた。このセミナー講師の知識が半端なく、ソフトの使い方を超えた、「光学」の理論講義がとても為になった。いまでもやっているのかな〜?

つづく

#光学系
#学習

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