親ガチャから目を背けない
親ガチャってなに!?
以前書いたブログを読んでくれた友人が質問をくれました。
ヤフーニュースのサイトを転送し、簡単に説明した。
それを機に、自分自身も親ガチャを考えてみます。
親ガチャとは一般的に、親の経済力、教育環境は運で決まり、この将来もそれに左右されることを、おもちゃのガチャガチャに例えた言葉です
ここで注目されているのは、親ガチャの言葉を使用しているのは「学生」が多いということです。彼らの生きる社会は格差が広がり、努力でなんとかなると言う期待が持てない世代になっているという指摘もあります。
私はこれを聞いた時、ヤングケアラーについて考えました。ヤングケアラーは親や祖父母の介護を強いられ、学習や生活に影響が出ている18歳以下の子どもを指します。
彼らは親から負の要素を受けついで、スタートラインに立っていると言えるでしょう。なぜなら私もヤングケアラーだったからよく事情がわかります。
それは親の介抱、そして毎日の生活と学校に加えて、将来が不安になる精神負担も重なり、ほんとうに視野が狭くなっていました。もうその状況を打破しようとする気力も失っていました。途方に暮れていたんです。
なぜこの話をしたかというと、親ガチャは「子の甘え」であるとし、親のせいにするなという批判も少なからずあるからです。
まず第一歩としては、親ガチャの存在を認めましょう。そして「じゃあどうしたらいいのか」を考えたい。親ガチャが「ハズレ」でも、誰もが幸せになれる社会を、「ハズレ」のない親ガチャの仕組みづくりを。
考えていきたいです。
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