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「教育現場のICT活用の効果は仲間意識と目的意識?全国学習塾協会にそのワケを聞いてみた」

こんにちは!LINE WORKSです。

LINE WORKSでは2023年6月5日(月)~6月18日(日)に開催された「LINE WORKS塾スクール革命学びウィーク」オンラインイベントで塾・民間教育の直面する課題解決に向け、職員間、保護者・生徒との情報共有の促進や、事務作業の軽減、講師の士気を高めるLINE WORKSの活用方法をご紹介しました!
 
今回は公益社団法人全国学習塾協会 会長 安藤大作 氏にご登壇いただいた基調公演の内容をダイジェストでお届けします。
 
学校教育の変革により民間教育も転換期を迎え、生徒に最適な教育が求められている一方、産業別では「教育,学習支援業」の離職率は12.2%と高い傾向に。
これからの運営を効率化させたい方はぜひご参考ください。



安藤 大作 氏
全国学習塾協会会長。三重県伊勢市生まれ。大学卒業後22歳で『安藤塾』を開業し、三重県内に十数校舎を展開する県内トップクラスの塾へと拡大。塾に限らず保育園、学童施設など子ども福祉施設も設立。

■ 全国学習塾協会とは
全国学習塾協会は1988年に設立し、民間教育を担う団体・個人に関する支援及び能力開発、調査研究、地域社会に対する貢献の推進等を行うことによって児童及び青少年等の学力養成の推進に寄与し、より良い社会の形成を推進することを目的として設立された公益社団法人。
塾と利用者の間で適切な契約ができるよう契約のひな型作成、防災・防犯のガイドライン作成、近年ではコロナ運営に関わるガイドラインを作成なども行う。
 

ーー民間教育ではいま、どんな課題に直面していますか?

学習塾を経営する観点として注目すべきところは、「地方」における教育格差です。
少子化による子どもの数の減少も問題として挙げられますが、地方になるほど4大卒の割合が低く、「良い学校に進学しなくてもよい」という風潮が強くなり、結果として学習塾に対する需要が下がってしまいます。
そして、 現在全国的に学校に通えない不登校の児童が9年連続で増加しており、さらに学習塾の存在意義が問われる時代に突入しています。
全国学習塾協会として、学習塾や習い事は学校や家庭とは別の、いわゆる第三の場所として多様な可能性を模索したい子どもたちの居場所として機能してほしいと願っているのですが、現在の状況ではどんどん地方の学習塾は消滅していきます。
また特定の地域に住む子どもたちの学びの選択肢が学校だけになってしまえば、学校教育や学校環境に馴染めない子どもたちは孤独を感じやすくなり、辛い思いをさせることになってしまいます。
学校教育から脱落してしまう子どものケアだけではなく、得意の学問をさらに伸ばしたい子どもに対しても、長所を伸ばせるような教育の推進は学習塾が担っていくべきだと考えています。
しかし一方で、学習塾が抱える問題に目を向けると、人手不足・労働力不足による長時間労働があります。
子どもにしっかり向き合うためにも、適切なICT活用をして上手く時間をつくることが望まれます。
 

ーーLINE WORKSの有用性についてはどのようにお考えですか?

LINE WORKSには業務効率化と自分の思いを仲間に共有できる強みがあると考えています。
所属する学習塾の職員・講師として、今自分が行なっている仕事は一体誰の喜びにつながるのか考え、理解しているかで仕事そのものの質は大きく変化します。
そういった「目的意識をもつ」「目的を仲間と共有する」というのは、結果的に離職率を軽減させることにも繋がっていきます。

なぜなら教育に関わる人は、「人」に対して想いのある人が多いためです。

LINE WORKSは様々な機能が搭載されて、効率的かつ仕事に便利という部分だけではなく、チャットや掲示板など自分の考えを共有でき、仲間がどんなことをしているか把握しやすいツールだと思います。
ICT活用では便利さだけを追い求めず、本来向き合うべき子どもたちとの時間や、過ごす時間の質を高められるか考えて適切なサービスを導入することが重要ですね。


[学習塾でのLINE WORKS活用事例] 
LINE WORKSで講師と生徒のやりとりを密に医学部合格をフルサポート!株式会社名門会さま 

安藤先生、貴重なお話をありがとうございました。基調講演のような、業務効率化によって生まれた時間を活用して生徒へのきめ細やかな指導やケアを実践しているLINE WORKS導入企業様を編集部で厳選ピックアップ!
今回は、株式会社名門会の副校長であり名門会オンラインセンター責任者早坂 仁さんに伺ったお話を一部抜粋。LINE WORKSを選ばれた理由や学習における便利な使い方を伺いました。
ICTの強みを活かしつつ効果的な学習サポートを提供していきたいみなさま、必見です!
 
・医学部進学を目指す生徒を担当講師がLINE WORKSで全力サポート(授業外の連絡も講師から積極的に)
株式会社名門会は経験豊富な社会人プロ教師を家庭に派遣し、1対1の完全個別指導で中学受験から医学部受験まで幅広い受験をサポートしています。
教師が個々の生徒の目標や学力に合わせてオリジナル教材を作成してやりとりするのですが、LINE WORKSなら対面での会話のようなコミュニケーションとともに、PDFやWord、Excelなどの学習教材の送付や宿題の添削などのやり取りをスムーズに行えます。
LINEの操作性が踏襲されているだけに、社会人教師をはじめ生徒や学生教師にも抵抗感なく受け入れてもらえています。
 
・地方都市でも、海外でもどこでも受けられる
また、地方在住で家庭教師や塾講師をする機会が乏しい学生がオンライン家庭教師としてアルバイトできるのも名門会の強みです。
授業自体はビデオ通話システムで行いますが、生徒や名門会とのコミュニケーションを取るうえで、LINE WORKSは欠かせないと好評です。
思いがけない効果として、LINE WORKSを導入してから教師と生徒が予想以上に活発に意思疎通をするようになりました。
例えば、宿題をベースに実施している授業では、トークで問題を送信し、生徒から返信された答案に添削したものを画面共有しながら進めていきます。

教師と生徒のやりとりが円滑になり、授業の質や指導効率が向上

授業以外の場面では、例えば生徒が奨学金を得るための面接や、模試の結果報告など、些細なことでも気軽にやりとりするようにしています。
授業以外でも名門会の教師とつながれるのは、生徒にとって安心感につながるはずです。

・講師(現役大学生)は授業と授業の合間にコマを入れることができる
オンラインで働けることは学生教師にとって生徒の家庭や教室に移動する時間と手間をかけずに自宅で教えられるのも大きなメリットです。
学生教師が自身の大学のスケジュールと名門会での教師業の兼ね合いを無理せずスケジュール調整することができます。生徒だけではなく教師にとってもメリットのある職場環境を整備することで、より全国から多くの優秀な医大生に名門会の教師になってもらえると期待しています。


LINE WORKSの使い心地を確認してみる

職場での利用を検討している方は、おためしアカウント開設サービス【無料】でさわりながら試してみるのがおすすめです。
フォームにご入力いただいた情報をもとにアカウントの設定作業を弊社にて行い、1-5営業日を目安にメールにて完了連絡をお送りいたします。すぐに使える状態なので、日々の業務の時間を削ることなく、効率的にツールの選定ができます。
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※自動課金はされません。 


後編は、ユーザー事例「従業員のプライバシーを守りながらお客様や取引先と関係を構築する」という視点でLINE WORKS活用術をお伝えします。
こちらも是非、ご覧ください!

https://note.com/lineworks/n/nd6a723808cf7


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