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苦あれば楽あり

息子たちが育ち上がり、子育て仕事からはほぼ卒業したらしい。ご飯作りはやはり今でも夢にみるくらい追い詰められる作業だ。結婚する時に外食はなるべくしないと決めた。不健康,不経済、味気ないと思ったからだ。

3人子供がいると、年末年始は夥しい量と回数の食事作りに追われる。育ってきた環境がそうなので、季節折々の決まりごとはそれなりに踏襲しておきたいと思えば周りは休んでいるが私はたちっぱなしの動きっぱなしは仕方ない。加えて仕事も12月末は何かとまとめの時期だったりするので余裕を持って、なんて言ってはいられない。

オットは家事分担の概念を理解できない。手伝おうか?という言葉に嘘もないだろう。しかしやったことのない作業を教えながら指示しながら回して行くのははっきり邪魔である。目に見える状況で察してほしいのだが、その能力は皆無だ。そんな15年ほどが過ぎ、一生コレか?とイヤになった頃、見かねた息子が何やかやと手を貸してくれるようになり少しずつ余裕ができ始めた。

そこへ自分の親たちが老い始め、子どもの食事は作り置きをめいめいが温めて各々のスケジュールに合わせて食べるようになる。そこから自炊を覚える。今はかなりいろいろ作れる。

冒頭画像はゴッドファーザーのパスタらしい。息子が作ってくれた。ありがとう。

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