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LINE NEWS編集部、リモートワーク中心の働き方でどう変わった?

新型コロナウイルス感染防止対策のため、LINE NEWS編集部員の大部分が在宅勤務になり、働き方はリモートワーク中心に変化しました。そこで今回は、LINE NEWS編集部のリモートワーク事情についてご紹介します。

主な仕事はニュースを届けること

LINE NEWS編集部の主な仕事は、LINEのニュースタブにあるニュースの更新です。

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編集部員は時事、エンタメ、スポーツなどに担当が割り振られ、それぞれ提供元から配信されるニュースに目を通し、選定した記事をLINE NEWSのフォーマットに合わせた見出しをつけて掲載します。話題になっているニュースをわかりやすくまとめたり、LINE NEWSのLINE公式アカウントを友だち登録している人に「LINE NEWS DIGEST」や号外の配信を行なったり、そのほか、SNSへの投稿なども行っています。

働く時間帯や拠点は人それぞれ

LINE NEWS編集部は基本的にはシフト勤務ですが、ライフステージに応じて、時短勤務や日中だけの勤務など、柔軟なシフトが組まれており多様な働き方を選択できる環境が整っています。個人の勤務形態の幅やフレキシビリティを高めていくことで、チーム全体のレベルアップに寄与すると考えます。早番、遅番、日勤、深夜番など働く時間帯や休日も人それぞれ。拠点も東京と福岡にあり、「編集部全員が揃う日」はありません。最も多くの編集部員が顔を合わせる早番と遅番の引き継ぎも今ではオンラインになりました。

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リモートワーク中心の働き方

リモートワーク中心の働き方になり、会議が基本的にオンラインになりました。これまでは、社内で限られた会議室を取り合うような状態になったこともありましたが、そのような「会議室を予約するのが大変」ということがなくなりました。また、会議の参加人数を気にする必要もなくなり、ビデオ会議システムには画面共有の機能もあるので、事前にドキュメントを用意し画面共有をした上で進めることでスムーズに引き継ぎも行われるようになりました。

リモートワークに移行する前から、LINE NEWS編集部ではオフィスビルの停電や工事、台風接近、深夜勤務など、様々な事情に備えオフィス以外でも業務可能な体制を整えておくことが求められていました。実際にリモートワークの日も度々ありました。また、大規模な災害などの有事でも24時間休まず伝えることを想定した拠点分散、非常時の業務運用テストも実施しています。そのような背景もあり、大きな混乱もなくリモートワーク中心の働き方に移行することができました。当初は、出社しない働き方が長期化することに戸惑う声もありましたが、今では新しい働き方にも慣れ「もう出社しなくていいかも」なんていう心の声も聞こえてきそうです。

コロナ禍で行われたオフィス移転

リモートワーク中心の働き方が長期化する中、LINEは事業拡大に伴う従業員増加への対応やさらなる業務の効率化のためとして、コロナ禍の前から決まっていたオフィス移転がありました。リモートワーク中心の働き方は継続しながら、個別の事情でオフィスに出勤する働き方を選択している編集部員の協力を得て準備が進められました。(写真は移転前のオフィスの様子)

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各自の荷物は移転前日までに、感染防止対策のため出社日が集中しないよう事前申請の上で出勤し荷造りを完了させました。オフィス移転後も同様に各自が新オフィスに出勤し荷解きを終えました。新オフィスになった現在も、LINE NEWS編集部員の大部分が在宅勤務をしているため、フロア全体が閑散とした状態です。(写真は移転後のオフィスの様子)

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リモートワークでの課題

オフィスに出勤していれば、緊急性の高い号外の可否判断についてサッと口頭で相談することや、「モヤッとしてるんだけど、これどう思う?」というような、テキスト主体では伝えづらいことを話し合うこともできますが、リモートワークでは難しくなりました。知らず知らずのうちに雑談もしづらくなり、コミュニケーション不足に陥りがちです。
「オンライン会議ではビデオをオンにする」「出勤、退勤、休憩のほか、会議などで長めに席を空ける場合は必ず連絡する」「チャットでコミュニケーションを取る際、リプライ機能やメンション機能を活用する」などのルールもできましたが、リモートワーク中心でもチームで円滑なコミュニケーションを取るために特に役立ったのは以下の試みでした。

新たな発見も多い「自己紹介スライド」作成

お互いの人物像をわかりやすくするために全員が一枚の自己紹介スライドを作成しています。この試みは、福岡の拠点で働くメンバーが東京で働くメンバーに向けて作成してくれたものが面白く好評だったため、東京側でも全員が作成して共有する流れになりました。以下のようなイメージで一人ひとりの趣味や特技、過去の経験談などが記載され個性が光る内容になっており、心の距離を縮める手助けになりました。

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編集方針・運用ガイドラインのオンラインドキュメント化

また、リモートワーク以前から、シフト勤務で全員が顔を突き合わせて会議を行う機会が持ちにくく、「意識合わせの精度」も課題の一つでした。そこでLINE NEWS編集部では、運用・運営する上での運用ガイドライン、研修マニュアル、ニュース管理画面の作業手順、議事録など、あらゆる情報を極力、ルール化・言語化した上で、オンラインドキュメントで体系立てて保持しています。これらのドキュメントはWiki形式で運用されており、編集部の全員が閲覧・更新可能であるため、日々アップデートされていきます。毎日の細かいブラッシュアップや、方針変更、考え方の共有などを、口頭だけでなくドキュメントとして蓄積していくことで、情報伝達の効率化、メンバー間での理解度の差を解消することにつながっていると感じます。

最後に

LINE NEWS編集部では、上記のような課題と向き合い試行錯誤を続けながら、お互いのコミュニケーションが無機質になりすぎないように、柔らかいコミュニケーションを積み重ねていくことを大切にしています。

現在も新型コロナウイルスによる影響は続いていますが、LINE NEWSでは引き続き、最新のニュースから、生活に関連するお役立ち情報まで、24時間体制でお届けしていきます。

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