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いとうまいこ
2020年7月18日 13:00
映画の仕事につきたくて、二年半勤めたアパレルを辞めたのは22歳のとき。とは言え、なんのツテもなく、あるのは「映画の仕事をしたい」という気持ちだけ。辞めて一ヶ月、毎日映画館に通っていた。一ヶ月が経って気づいたのは、実家における居場所のなさ。働きもせず、ただ映画を観ている、22歳のプータロー。どう考えても、どうしようもない。家族にせめられた覚えはない。今ではかなり自由に生きてはいるけれど、元来はわり