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LINE社員がやってる #LINEの便利Tips ~自分グループ使い倒し編~


当たり前に使っているLINEにも案外、知らなかった機能や思いもよらない裏技が隠れているかもしれません。

そんな知られざる「便利Tips」を、世界で一番LINEを使い倒しているであろうLINE社員たちがご紹介します。

1日中LINEばかり触っているコアユーザーでもあるLINE社員だからこそ編み出した、応用術もあわせてどうぞ。

LINE社員はみんな持ってる(?)「自分グループ」って?

複数人での会話に使う「グループ機能」を、逆転の発想で"自分ひとりの部屋"として使う技が「自分グループ」です。

作り方は簡単、自分だけを招待したグループトークを作成するのみ。

[自分グループのつくりかた]
①トークリストで、右上の新規作成から「グループ作成」を選択
②「友だちを選択」画面で、誰も選択せずに「次へ」を選択
③グループのプロフィールを設定して「作成」を選択

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コンテンツサービス企画チームの松田涼花さんは、「自分グループ」をプライベートでも仕事でもフル活用しているそうです。

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松田涼花さん

「『自分グループ』は使い道がたくさんあって、LINEの中にいつでもどこでも見やすい"メモ"を設置したように使えるんです。使い道の一例としては、『メモ帳代わり』『パソコンとスマホ両方に入れて、パソコンの資料をスマホに転送する』『覚えておかなければいけない情報(誰かの電話番号など)をノートに書いておいて、スマホとパソコンのどちらでも確認できるようにしておく』なんかがありますね」

さらに、工夫次第でさまざまな目的に使える拡張性の高さが、自分グループの真骨頂です。

自分グループ応用①「ToDoリスト」として使う

たとえば、「自分グループ」を「ToDoリスト」としてタスク管理に応用する方法。その秘訣はLINEの「アナウンス」機能との組み合わせにありました。

[便利Tips]
①自分グループにToDoを書き出して投稿
②メッセージを長押しして「アナウンス」をタップ→各メッセージがトーク上部に固定される
③消化したToDoから「アナウンス」を解除していく

「これまでも、ToDoのメモにLINEを使ってたんですけど、どれが消化したToDoなのかわからなくなってしまってて。だけど、『アナウンス機能』を組み合わせると、トーク上部に固定されたタスク一覧だけを気にしていればいいので、便利です。メモでは見落としがちなことも、LINEだとトークリストで左スワイプしてトークリストの上部に常に固定することもできるので、LINEを見る度に思い出せるから、忘れないですね……!(松田さん)」


自分グループ応用②食材名で検索可能!「レシピ集まとめ」として使う 

さらに松田さんがTwitter上で友人に教えてもらった応用方法が、自炊をする人にはありがたいこちらの使い方。

[便利Tips]
①「自分グループ」に、レシピのURLと材料を投稿しておく
②ごはんをつくるとき、冷蔵庫にある材料をトーク内で検索すると、その材料を使ったレシピのURLがヒット。残り物を活用できる。

「自炊でよく困るのが『余った材料どうするか問題』ですが、友人が教えてくれた、この『自分グループ』の応用版を使うと便利だなあと感動しました。余ってる食材を見たらすぐに、LINEのトークルームでレシピを検索するだけ!最近は、『ダイエット』って入れて、ローカロリーレシピをすぐに検索したりもしています(笑)(松田さん)」

写真に撮るとテキスト化される「OCR機能」がすごい

一方、Developer Relationsチームの櫛井優介さんが推すのは、「OCR機能」。

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櫛井優介さん

「OCR機能とは簡単に言うと『画像から文字を抜き出す』技術のことです。写真の中から文字を識別してテキスト形式に変換したり、そのまま翻訳したりできる機能で、実はLINEの中でも使うことができるんです」

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使い方:撮影した写真を使う場合

①トーク画面からカメラを起動
②OCRを選択(右上のTボタン)
③変換するテキストを選択
 →トークにテキストで送信する場合は「シェア」をタップ
 →テキストをコピーする場合にはコピーアイコンをタップ
 →翻訳する場合には翻訳アイコンをタップ

写真以外にもLINEに送信された画像でも翻訳機能は利用できます。

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使い方:LINEに送信された画像を使う場合

①画像をLINEのトークルームに送信
②画像を洗濯し、さらにOCRを選択(右上のTボタン)
③変換するテキストを選択
 →トークにテキストで送信する場合は「シェア」をタップ
 →テキストをコピーする場合にはコピーアイコンをタップ
 →翻訳する場合には翻訳アイコンをタップ

OCR応用編① 簡易の翻訳アプリとして使う

櫛井優介さんは、この機能を資料ファイルの翻訳のときによく使うそうです。

「仕事で外国語のスライド資料が回ってくることがあるのですが、ファイルの中のテキストを選択してコピーして翻訳ツールに貼り付けて……という一連の動作が面倒なので、パソコン版LINEでOCR機能を使ってます(櫛井さん)」

[便利Tips]
①パソコン版LINEを起動しておく
②LINEの画面キャプチャ機能で、スライド資料の画面をキャプチャ
③「T」をクリック
④言語を選択して翻訳

実際にやってみると、キャプチャ範囲を選択→翻訳をクリックの2ステップで完了するので、かなりすばやく手軽な印象。

「こういった最先端の技術は、各社のアプリで活用されはじめていますが、LINEの場合は新たにアプリをインストールしなくても、すでに使っているLINEの中に気づかないうちにその技術が入っていて使える、というのがメリットだと思います。(櫛井さん)」

OCR応用編② テキストが選択できないものの翻訳に使う

「たとえばInstagramアプリのようなテキストが選択できないものでも、キャプチャを撮ってトーク上に送信すればOCR機能で翻訳可能です。それと、海外出張帰りの同僚がくれた謎のおみやげのパッケージなども翻訳してみることが多いですね。(櫛井さん)」

[便利Tips]
①翻訳したいスマホ画面のスクショを撮る
②スクショをLINEの自分グループに投稿
③トーク上の画像をタップしてから右上の「T」をタップ
→トークにテキストで送信する場合は「次へ」をタップ
→テキストをコピーする場合にはコピーアイコンをタップ
→翻訳する場合には翻訳アイコンをタップ

翻訳アプリを起動するほどでもないちょっとした日常のワンシーンに、使い慣れたLINEをさくっと活用できる手軽さが良いところ。
ふとしたときに思い出したら、ぜひLINEを起動してみてください。

「#LINEの便利Tips」、次回もお楽しみに。

※この記事は2019年5月に掲載されていた記事の再掲です。

TEXT:みんなのものがたり編集部PHOTO:みんなのものがたり編集部