善玉菌も悪玉菌も日和見菌もいるからおもしろいんやん
自己紹介年表15歳。高校に入る時です。
中二ぐらいで叔父がデザイナーという職業の人と結婚したのがきっかけで、それまでファッションにめっちゃ興味あるだけだった少女は、「おれはデザイナーになる~!」と、ルフィみたいな野望を抱くことになりまして、普通の高校じゃなくて、家政専門學校に行きたいと母に言うも、
「(そういう學校は、勉強あんまりできへん人が行くとこやから)まだ専門的なことと決めずに、普通科に行ったら。」と諭され、家から徒歩10分で着く、さほど賢くもなく、勉強嫌いでもない、まん中へんの人がみんな行く高校へ。
中學というのは、そこら辺に住んでいるからという理由だけで同じ學校に行くので、それはそれは色んな人が居る訳で、それが高校になると、色んな人の中から、色んな意味で中間の人ばっかりになったもんだから、日和見菌みたいなもんで、突出した人があんまり居ない、平凡な高校の中で、「ほんまにこれ、社會で役立つ勉強してると思われへんな」と悶々としながら過ごす三年間。
後で、モード學園は中卒でも入れたと高校卒業してから知る。。
あの時、もっと自分のやりたいことを訴えたら良かったのかなとか、喧嘩してでもやりたいことを貫いてもよかったのかなと、今になったら思うけど、まあまあ母の思いどおりに誘導されてたんやなと、それが意識的にでないとしても、ずっと一緒に住んでる人の思考が自分の思考にすごく影響するとわかったので、ワタシは自分の子どもの時には、したいことは何も反対しないお母さんになろうと決めたのでした。
親がどれだけこうなってほしいと思っても、子どもには子どもの人生があるので、その通りにならないのが普通で、自分が今の考えで、こんなとこに行ったらいいなぁと思う「愛農高校」(農業や酪農を學ぶ全寮制の高校)でさえも、「うちの子を東大に入れたい!」と思うのと何も変わらない親のエゴで、親にできることは、
たくさんの選択肢があることを傳える、
どんな學校に行ったかよりは、どんな人と出會うかだということ、
そして親自身が自分の生を謳歌しているのを見せることぐらいで、もう後は見守るしかできないなと思うのです。
話、だいぶそれましたが、普通の人ばっかりの普通高校は、大して面白かった思い出もなく、普通な日々を三年過ごしただけで、やっぱりいろんな人が入り交じってるから、面白いんやろな。
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