しあわせな一日(前編)|#ひと色展
2023年10月1日(日)… この日をどんなに楽しみにしていたことか!月替わりで、仕事の余波を受けないように、9月の下旬はいつも以上に頑張りました。自分で自分を褒めてあげたい!この日は自分へのご褒美な一日にしようと思っていました。
↑ この記事を見て「いろの子ちゃんたちが横浜に来るなら絶対に観に行く!」と決意していたから。そして、最終日になったけれど、観に行って本当に良かったです。これからは何を楽しみに生きていったら良いのか、不安になるほど😅(ちょっと大袈裟)
この日は… 旦那は高校時代の友人の(手術)退院祝い昼食会が新宿であるというので、朝から別行動していました。「私は大倉山で展覧会を観に行くから…もし、時間が合えば夕方とか夜に合流しましょう」で、夕飯の準備・支度も悩まないでお出かけしました。
🚃🚃🚃
約30分で会場の最寄駅:大倉山駅には着きます。ただ、噂の坂のキツさが気になる… かなり昔に会場の外観だけ見に行ったことはありますが、あの頃は若かったからどんな坂だったか印象に残っていません。
着いて思ったのは、我が家の前のカーブした坂道が真っ直ぐ続いている感じ。なんとかなりそう!と思いながら、我が家前の坂道の2〜3倍を登り…
この記事のTOP画像の分岐点まで来て… どれくらいぶりだかわからない昔に来たことを思い出し、森の中の道を歩きました。
で、森を抜けたら…
突然目の前に登場する本日の舞台‼️大倉山記念館。横浜市の指定有形文化財であります。こんなに素敵な建物なのに、入館無料なのも感動ものです❣️
🥰😍😘
館内に入りましたが… 誰もいません。「あれ?日曜なのに、観光客とかワサワサ来ないのかしら?(坂が嫌で途中リタイヤとか多いのかな?)」横浜の関内や山手方面の洋館巡りだと、天気の良い休日は人が溢れているので意外でした。良い意味で予想が外れてくれました。だって…独り占めできるじゃないですか!あんまり混んでいたら、好きな子(絵)の前に、好きなだけずっと立っていられないでしょう?
静かに自分の好きな時間を過ごせそう… ふてきくんがハートの瞳で「入り口はこっちだよ」と、教えてくれた秘密の地下への階段(本当は秘密じゃないけど)を降りていくと、正面にガーベラの花たちが出迎えてくれます。『横浜の会場へは行かれないけど応援してます』というサポーターさんの気持ちの集まったお花です。
で、右側に受付がありまして、背が高くZUNDAと描かれたTシャツを着た男性にニコニコと出迎えていただき…内心『あのTシャツを着ているということは、恐らく…g…』と思いながらも、恥ずかしさが優って声をかけられず。そのままギャラリー回廊(左手側)に進みました。
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ユラユラ揺れる三人のいろの子ちゃんたちに挨拶して、大きな『ひと色展』と描かれた…じゃなく刺繍(刺繍ですのよ!クロスステッチでしたっけ?それで文字が彩られ作られているの)された掲示の隣から、イシノアサミさんのいろの子ちゃんが一人ずつ紹介されています。
最初の子が『バーントアンバー』。なんと偶然、私がこの日のために買って履いてきたスカートと同じ色の子です。なんか勝手にしあわせ感倍増🥰ルンルン気分🎶で、いろの子たちを眺めたりQRコードで作品を読んだりし「あ、私も寄稿したいろの子だわ」と、じっくり対面してみたり…そんな風に過ごしていたら「あの…」と『ペインズグレイ』のワンピースをお召しになった素敵な女性に声をかけられました。
「あ!もしかして…イシノアサミさんですか?」
「もしかして、りみっとさんですか?うわぁ、来ていただいて嬉しい!ありがとうございます😊」
静かなギャラリー回廊で、キャッキャと大はしゃぎする大人の女性二名😅いや、ここに来れば必ずお会いできるとは思っていましたけれど、こんなに早くご拝顔できるとは思わず… テンションが妙に上がって、初対面なのにめちゃくちゃ語ってしまいました。話が明後日や明々後日の方向にどんどん飛んでいき、ひと色展の主催者さんを困らせてしまったのでは…と猛省しております😭イシノアサミさん、その節は大変失礼いたしました。
しばらく二人で立ち話していると、小さなお客さんたちが来館してきました。幼稚園前後でしょうか。お母さんと観に来たようで…でも女の子はパタパタと走ってしまう。けれども「この子可愛い❤️」とか言って、気に入ったいろの子ちゃんを探すために走っているんだな…と。(突如仕事モード発令)私は「あなたのお洋服と同じ色の子はどこかしら?」と声をかけたら、「あれ!」と嬉しそうに見つけてくれました。
イシノアサミさんは新しいお客様に、絵の説明をしますから、私は再びひとりで贅沢気分の鑑賞会です。柔らかな陽射しと、geekさんがセットしたハートの形に映る照明に包まれて、いろの子ちゃんたちは「こんにちは」「ようこそ」「わたしのこと好き?」などと声をかけてくれるようでした。空調のせいか、一部の作品が微かにユラユラ揺れていて、まるで飛び出してきそうな感じでした。一番元気そうで、しかも踊っているようなのが『サップグリーン』の子。あの場所に展示されていたのは偶然?それとも必然だったのでしょうか?ケラケラと笑い声も聞こえてくるようでした。
原画はね… やっぱり素晴らしい。noteの記事の写真で見てもステキなんだけれど、原画は描いた人の息遣いも感じられるからすごい。描かれた画用紙が、真っ白じゃなかったの。そして真っ平らじゃなかったの。(なんか変な日本語)まぁ、紙だからツルツルではない…そういうことなんだけど、わかっていなかったなぁと思いました。で、そんな画用紙に少しずつ描いて、描いて、描いて…積み上げたものなんだなぁと感じました。淡い色や鮮やかな色が、原画を見ると「あぁ、本当はこういう色だったのね」と改めて感動しました。寄稿した『オペラ』の華やかさったら予想以上でした。「うふふ。ビックリした?」と、ウインクもしてくれましたよ。
『どこかでだれかが』の絵本も手にとって読むことができました。製本されたものと、その原画と両方同時に味わえるって… そんな体験はあんましできないと思うのです。(あ、漫画の原画展とか行くと、そういう展示はあるけど、全話というのはあまりないし、手に取るなんてNGと思う)じっくり拝読・拝見させていただきました。
いろの子たちの向かい側には、運営メンバーさんたちによる、いろの子ちゃんをより身近に感じてもらえるようなハンドメイド作品も用意されていて… そちらにも胸がキュン💕とするのです。誰もが「あ、可愛い!」と必ず一度は(唇からこぼれなくても心の中で)つぶやいてしまうはず‼️しかも、見るだけではなく、手にとることも許されていたりするの!いろの子たちの色からイメージされるアロマの香りをかいだり…いろの子ちゃんがプリントされたクッションをパフパフしてみたり… 見学に来ていた幼い子どもたちは、クッション気に入っていたみたいです。可愛くて触り心地も最高でしたからね😉
ギャラリー回廊の最後の方には、色をテーマにした詩や物語が展示してありました。イシノアサミさんのいろの子たちのように色から発想したものです。中には『色がない』(←透明とは違うよ)をテーマにしたものもあり、さすがだと感服いたしました。
そしていよいよ最後には、ふてきくんが「観てくれてありがとう」と立っているし、「思い出に一枚どうぞ」と、いろの子ちゃんのシール(ブロマイド写真だな)があったり、いろの子たちの色をした葉っぱのシールがあって「みんなで木を作りましょう」の思いから葉っぱを貼ったり… 最後の最後までいろの子ちゃんたちでいっぱいでした。私は初恋の彼を思い出した『イエローオーカー』のシール(ブロマイド)をいただきました。ありがとうございます☺️
で、元のというか回廊をぐるっと一周してきたので受付横に戻ってきて、あのZUNDAのTシャツを着たニコニコお兄さんと、キリッとしたお姉さん(さっきはいらっしゃらなかった)に会いました。お兄さんはgeekさん(イシノアサミさんにお会いした時に説明ありました)で、お姉さんは闇夜のカラスさんでした!私は闇夜のカラスさんって、勝手に男性だとず〜っと思っていたので二度ビックリ。ちゃんとプロフィールを読んでいなかったのね…反省です。
ここまで書いて、一本にはまとめられないと今更ながら気がつき、前編をまずお届けします。
後編は、ひと色カフェのお話が中心になりそう…
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